僕はナナミちゃんの家を出て、ゆっくりと歩き出した。 時間帯は夕方だけど、外はもう暗くなっていた。 ついに振った。 もう今のナナミちゃんには、恋愛関係の出来事を受け入れる余裕はないはずだ。 ごめんね、カナメくん。