本日はアシュフォード殿下がお迎えに来てくださって、馬車から降りるまでエスコートをしていただきました。
これから王族入場があるので、一旦離れるけれどと殿下が仰ったのですが、入れ違いにお懐かしいレイノルド・マーシャル様が来られて、入場までお相手をしてくださいました。

マーシャル様からは私の御目見得の順番が来ると壇上から殿下が降りてこられて私の隣に立つ段取りなのだと、説明を受けました。

マーシャル様とは約3年ぶりでしたので、葬儀の前後はお世話になったのに、結婚式に伺わなかった事をお詫びすると
『気にしないでね、もう別れちゃったよ』と仰せになったので、少々慌ててしまいました。
奥様とお別れした等、殿下からは聞いていなかったからです。

気にしないでと言われても、気にしてしまい。
自分でも何を話していたのかわからないくらい、あたふたしてしまったので、マーシャル様も気詰まりだったのでしょう、兄がやって来ると、またねと去って行かれました。