こんな、話は聞いたことがあるだろうか。

〝暗闇に眠る悪魔を起こしてはならない〟と。


そうなったのは何十年前のこと、2人は男同士で堅い絆を結んでいた。

もう1人の名前は、ミカタ。悪魔の息子。

そして、そのもう1人の名前はクミナガ・ケイジ。ミカタが愛した?男。

この2人は、本当に仲がよく朝から晩まで一緒にいる事が当たり前のように。

だが、ミカタの方は何か思い詰めていた。

何故?

クミナガが、ミカタに隠れて誰かに相談をしていたらしい。

その事を知らないミカタは、笑顔が絶やさずクミナガと一緒にいた。

そして、ある日のこと______

ミカタにそれがバレた。


『おい、クミナガ』

ミカタは、ドスの効いた声でクミナガに言う。

『おいおい、w急にどうしたんだ?』

『何故、俺以外な人と話している』

『俺……以外?』

ミカタが、クミナガを凄い孟宗で睨んでいる。

『あ〜、相談相手な。それが、どうした?俺はお前が大事で好きなんだぞ。
まさか、浮気だと思ったのか?』

『!……クミナガなんか、……嫌いだア゙ア゙ア゙ア゙ア゙。俺は、知ってるぞ。俺なんか本当は、好きじゃなくって、苦しい存在だからそういう誰かに相談を乗って、少しでも心を軽くしてまで俺も付き合っていたんだろ?!
それなら、俺から振ってやる!!』

『おい!待てよ!なんで、そうなる!
俺は、本当にお前のことを心から愛してるんだ!』

『ふざけんなア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!!!』


ミカタとクミナガは、消滅した。


クミナガは、今何処に居るのか分からない。


ミカタは、……暗い暗闇の中で扉を途絶した。



それを1人の女性、光の姫がその扉を開けてしまい……出てきてしまった。


それが、〝黒闇三方〟だ。