一方、光里は________


ふぅー危なかった…。

私はベットの下にいた。

なぜなら…あの死体は〝クミナガ・ケイジ〟。

ずっと、殺して欲しかったみたい。

三方に。

私は、クミナガの相談相手だった。


『hikari、』

『どうしたの』

『ミカタに殺されたい』

『え?』

『今でも、愛してるんだ』

『…』

『何かいいアドバイスないかな?』

『ひとつだけある』


そして、今日。


クミナガは、願いを叶えたのだ。



「死に顔、本当に幸せそうね」


残りの始末は私の担当。


「三方、ごめんね?」


クミナガは、この世から灰となって消えた。

肉体は消えても、心は消えない。