___________……


暗い…暗い…誰か、……たす、……けて。


すると、遠い方から眩しい光が俺を照らす。

その光から、白猫が歩いてきた。

いや、白猫ではなく1人の人間の女性が俺に手を差し伸べる。


俺は、躊躇した。


『……三方くん。明るい光の方においでよ。私が、ここから連れ出してあげる______』


み、……かた?って、俺の名前……なのか?

だけど、その女性に手を差し伸べていた。

_____________……


これは、遠い夢なのか……?

暗闇が徐々に遠のいていく。


〜★〜★〜


俺は長い夢から目を覚ました。


_____チュン、チュン……

外から聞こえる鳥の声。


俺は、ベットから起き上がる。