私がまた笑えるようになったのは命斗くん、貴方のお陰。
あの時も絶望していて両親の元へ行こうかなと思ってしまった私を救ってくれたのも命斗くん。
もう私は貴方が希望の光なの。
私のそばは命斗くん。
命斗くんも…同じだったらいいな。
そう思うけどやっぱり無理だよね。
命斗くんは命斗くんで好きな人がいるんだもんね。
それでもいいの。
私が伝えたいだけ。
勇気を出して言うから……。

よし、愛情表現は彼女からを頑張るぞ!
「いちについて よーい」
パァンとピストルの音がなり私は全力でお題が入っているBOXに走っていく。
「えっとお題は…」
私は紙を引き、お題を確認する。
「!」
……今の私にピッタリのお題だよ。
私は命斗くんの元へと駆け寄った。
命斗くん。
伝えたいことがあるの。
いつもありがとう。
そばにいてくれてありがとう。
もっとありがとうが言いたい。
他にもあるんだ。
「命斗くん!行こう!」