え…!?
じ、自分からメールが来ている…。
どうして?
あたしは、そのメールを開いてみた。
タイトルが、「『あたし』へ。」になっている。
え、これ、「わたし」が送ってきたの?
その内容を読んだ時、あたしは絶句した。
——もう、イジメなんかしないで!!
へ……!?
なに言ってんの、「わたし」。
腹の底から怒りが湧いてくる。
そりゃさ、あんたには事情があるかもしれないよ?
でも…あたしの事情も知らないで!
学校で、どんなにあたしが苦しんだか、知らないで!!
あたしは、すぐにメールを破棄した。
あー、むかつく。
あたしは突っ伏して、目を瞑った。