「でもね、アリューシャ。そこに、帝国騎士団ケーキショップのチェーン店、帝国自警団ケーキショップが文句をつけに来た」
「お?何だと?」
これまで平和に、特権を使って美味しいケーキを食べていたのに。
そこに水を差す者が現れた、ってことだな。
「私達だけ焼き立てのケーキを売るのは不公平だし、特注のケーキを作るのもズルいから駄目だって言ってきたんだ」
「何だとこの野郎!アリューシャのケーキが!」
「そう。アリューシャのケーキは没収されて、今後帝国騎士団ケーキショップに来ちゃ駄目、って。店の前に『アリューシャお断り』の札を貼られたんだよ」
「ぬぉぉぉぉ!許さん!」
アリューシャお断り…はちょっと言い過ぎかもしれないが。
いや、まぁ間違ってはいないな。
帝国自警団にしてみれば、『青薔薇連合会』は薄汚い非合法組織でしかないのだから。
そもそも、帝国騎士団ケーキショップを利用することすら、許されなくなるだろう。
アリューシャ大ピンチ。
「同じチェーン店の意向だから、帝国騎士団ケーキショップも容易に逆らうことは出来ない。仕方なく、帝国自警団ケーキショップの言いなりになって、アリューシャにケーキを売ってくれなくなっちゃった」
「なんてこった!アリューシャのケーキが!」
「そうだよ。アリューシャはもうケーキを食べられなくなるんだ。今の状況はそんな感じだね」
「ぬぁぁぁぁ!」
ケーキを食べられないと聞いて、悶絶しまくるアリューシャだった。
まぁこれは例え話であって、本当にケーキが食べられなくなる訳じゃないですから。
って、アリューシャには聞こえてないと思うけど。
「許さん!絶対許さん!アリューシャからケーキを奪って…タダで済むと思ってんのかあいつらは!?」
思ってるんでしょうね。
だって帝国自警団は、アリューシャが『青薔薇連合会』の超絶スナイパーであることも知らないし。
そもそも、『青薔薇連合会』にアリューシャがいるということすら、知らないのでは?
「幸い、まだ『アリューシャお断り』の札は出されてない。でも…このまま放置すれば、いずれそうなるだろうね」
今はさしずめ、チェーン店帝国自警団が、帝国騎士団ケーキショップのアリューシャ贔屓を見つけ。
「おい、一人の客だけを贔屓するとはどういうことだ」と詰め寄ってるところか。
このまま事態を放置すれば、いずれ『アリューシャお断り』の札が出されるのは目に見えている。
そうなる前に、俺達も行動を起こさなくては。
「お?何だと?」
これまで平和に、特権を使って美味しいケーキを食べていたのに。
そこに水を差す者が現れた、ってことだな。
「私達だけ焼き立てのケーキを売るのは不公平だし、特注のケーキを作るのもズルいから駄目だって言ってきたんだ」
「何だとこの野郎!アリューシャのケーキが!」
「そう。アリューシャのケーキは没収されて、今後帝国騎士団ケーキショップに来ちゃ駄目、って。店の前に『アリューシャお断り』の札を貼られたんだよ」
「ぬぉぉぉぉ!許さん!」
アリューシャお断り…はちょっと言い過ぎかもしれないが。
いや、まぁ間違ってはいないな。
帝国自警団にしてみれば、『青薔薇連合会』は薄汚い非合法組織でしかないのだから。
そもそも、帝国騎士団ケーキショップを利用することすら、許されなくなるだろう。
アリューシャ大ピンチ。
「同じチェーン店の意向だから、帝国騎士団ケーキショップも容易に逆らうことは出来ない。仕方なく、帝国自警団ケーキショップの言いなりになって、アリューシャにケーキを売ってくれなくなっちゃった」
「なんてこった!アリューシャのケーキが!」
「そうだよ。アリューシャはもうケーキを食べられなくなるんだ。今の状況はそんな感じだね」
「ぬぁぁぁぁ!」
ケーキを食べられないと聞いて、悶絶しまくるアリューシャだった。
まぁこれは例え話であって、本当にケーキが食べられなくなる訳じゃないですから。
って、アリューシャには聞こえてないと思うけど。
「許さん!絶対許さん!アリューシャからケーキを奪って…タダで済むと思ってんのかあいつらは!?」
思ってるんでしょうね。
だって帝国自警団は、アリューシャが『青薔薇連合会』の超絶スナイパーであることも知らないし。
そもそも、『青薔薇連合会』にアリューシャがいるということすら、知らないのでは?
「幸い、まだ『アリューシャお断り』の札は出されてない。でも…このまま放置すれば、いずれそうなるだろうね」
今はさしずめ、チェーン店帝国自警団が、帝国騎士団ケーキショップのアリューシャ贔屓を見つけ。
「おい、一人の客だけを贔屓するとはどういうことだ」と詰め寄ってるところか。
このまま事態を放置すれば、いずれ『アリューシャお断り』の札が出されるのは目に見えている。
そうなる前に、俺達も行動を起こさなくては。


