しかし、今日のメインイベントはまだこれからだ。
「…さて、存分にセカイさんのお腹をぷにぷにしたので…」
「うぅ、めっちゃお腹つつかれた〜…」
「そろそろ、バーベキューの準備をしましょうか」
「おっ、待ってました!」
散々お腹をぷにぷにされて、不満顔だったセカイさんだったが。
バーベキューと聞くなり、突然元気を取り戻した。
現金な人だ。
「お肉お肉!ルーチェス君、お肉焼いて〜」
「はいはい。ちょっと待っててくださいね」
まずは、コンロの用意をしなくては。
その前に、椅子とテーブルの用意だな。
やることがいっぱいだ。
ここは、作業を分担するとしよう。
「フューニャさん。食材の準備をお願い出来ますか」
「はい、分かりました」
彼女は料理に関することなら、とても頼りになる。
貴重な調理要員である。
「ルヴィアさんは、テーブルと椅子を用意してくれませんか」
「あ、はい。分かりました」
力仕事なら、ルヴィアさんにお任せ出来る。
で、その間に僕は、コンロと炭を用意しよう。
それから、紙皿とトングを出して…っと。
飲み物の準備も必要だな。
すると。
「ねぇねぇ、ルーチェス君」
「はい?」
セカイさんが、ひょこっと僕の顔を覗き込んだ。
「私は?私は何をしたら良いの?」
セカイさんもお手伝いを希望しているようだ。
成程、そうですよね。
周りが忙しく動いているのだから、自分も何か手伝いたいと思うのは当然だ。
セカイさんのその気持ち、心意気は、高く買います。
…よって。
「…じゃあ、そこで僕を応援しててください」
「えぇ〜っ!?また応援〜っ?」
だってセカイさん、カリスマエリートプロフェッショナル応援係だから。
僕を応援することにおいて、彼女の右に出る者はいない。
何でも、頂点を極めるのは素晴らしいことですね。
「応援以外の何かをしたいよ。私もお手伝いする、お手伝い」
お手伝い…ですか。
そう言われても、セカイさんの不器用さは僕もよーく知るところ。
ましてや、料理なんて任せようものなら…最悪救急車が出動する事態になりかねない
よって、応援だけしていてくれれば、僕のモチベーションも上がって良いことずくめなのだが…。
それでもセカイさんが、何か手伝いたいのなら…。
「…じゃ、お皿出して、並べてもらえますか」
「よし来た!セカイお姉ちゃんに任せると良い!」
お皿は全部紙皿だし、箸も割り箸だし、コップも紙コップなので、落っことしても割れないし。
予備は何枚も持ってきてるから、多少ドジっても問題ない。
完璧な分担ですね。
じゃ、準備が出来次第、焼いていくとしましょうか。
「…さて、存分にセカイさんのお腹をぷにぷにしたので…」
「うぅ、めっちゃお腹つつかれた〜…」
「そろそろ、バーベキューの準備をしましょうか」
「おっ、待ってました!」
散々お腹をぷにぷにされて、不満顔だったセカイさんだったが。
バーベキューと聞くなり、突然元気を取り戻した。
現金な人だ。
「お肉お肉!ルーチェス君、お肉焼いて〜」
「はいはい。ちょっと待っててくださいね」
まずは、コンロの用意をしなくては。
その前に、椅子とテーブルの用意だな。
やることがいっぱいだ。
ここは、作業を分担するとしよう。
「フューニャさん。食材の準備をお願い出来ますか」
「はい、分かりました」
彼女は料理に関することなら、とても頼りになる。
貴重な調理要員である。
「ルヴィアさんは、テーブルと椅子を用意してくれませんか」
「あ、はい。分かりました」
力仕事なら、ルヴィアさんにお任せ出来る。
で、その間に僕は、コンロと炭を用意しよう。
それから、紙皿とトングを出して…っと。
飲み物の準備も必要だな。
すると。
「ねぇねぇ、ルーチェス君」
「はい?」
セカイさんが、ひょこっと僕の顔を覗き込んだ。
「私は?私は何をしたら良いの?」
セカイさんもお手伝いを希望しているようだ。
成程、そうですよね。
周りが忙しく動いているのだから、自分も何か手伝いたいと思うのは当然だ。
セカイさんのその気持ち、心意気は、高く買います。
…よって。
「…じゃあ、そこで僕を応援しててください」
「えぇ〜っ!?また応援〜っ?」
だってセカイさん、カリスマエリートプロフェッショナル応援係だから。
僕を応援することにおいて、彼女の右に出る者はいない。
何でも、頂点を極めるのは素晴らしいことですね。
「応援以外の何かをしたいよ。私もお手伝いする、お手伝い」
お手伝い…ですか。
そう言われても、セカイさんの不器用さは僕もよーく知るところ。
ましてや、料理なんて任せようものなら…最悪救急車が出動する事態になりかねない
よって、応援だけしていてくれれば、僕のモチベーションも上がって良いことずくめなのだが…。
それでもセカイさんが、何か手伝いたいのなら…。
「…じゃ、お皿出して、並べてもらえますか」
「よし来た!セカイお姉ちゃんに任せると良い!」
お皿は全部紙皿だし、箸も割り箸だし、コップも紙コップなので、落っことしても割れないし。
予備は何枚も持ってきてるから、多少ドジっても問題ない。
完璧な分担ですね。
じゃ、準備が出来次第、焼いていくとしましょうか。


