せめて、ルレイア達が元気にしているところを見られたら良いんだけどね。
まさか『ブルーローズ・ユニオン』に、「ルレイア達は元気ですか」なんて尋ねる訳にはいかないし。
すると。
「大丈夫だ、心配要らないぞ。シュノ先輩、アリューシャ先輩」
ルリシヤが、ぐっ、と親指を立てて自信満々に言った。
その自信は何処から。
「ルレイア先輩は無事だ。元気そうにしてるぞ」
「…え…?何で分かるの?」
「そーだよ。ルリ公は死んだことになってっから、部屋に引きこもってるじゃん」
きょとんと首を傾げるシュノとアリューシャ。
するとルリシヤは、手元に置いていた黒いノートパソコンのキーボードを、カタカタと叩いた。
ここ最近、そうやってパソコンと向き合っていることが多かったけど…。
あれはもしかして…。
「ほら、ルレイア先輩の姿が見えるだろう?」
「うわっ!本当だ。ルレ公じゃん!」
ノートパソコンの画面を見て、アリューシャが目を見張り。
「見せて!」
シュノもまた、画面に齧り付いた。
私も後ろから見てみると、パソコンの画面にルレイアの姿が映っていた。
あぁ、やっぱりそうだったんだ。
「これは一昨日の動画だ」
ルリシヤは、画面の端に小さく映った日付を指差した。
そこには確かに、一昨日の午後1時くらいの時刻が映っていた。
つまりこの時刻の時点で、ルレイアは囚われることなく、こうして元気に行動してるんだね。
良かった。大丈夫だろうとは思ってたけど。
「ルレイア…!良かった…!」
「ルレ公!おーい!ルレ公返事しろ!」
シュノは涙ぐまんばかりに破顔し、アリューシャは画面に向かって声をかけていた。
声をかけたい気持ちは分かるんだけど…。
「このパソコンに声をかけても駄目だぞ、アリューシャ先輩」
「何でっ?ルレ公いるじゃん!」
「これはただの、監視カメラの映像だから。こちらから見ることは出来ても、会話は不可能だ」
「何だと?むがーっ!」
そう。これはあくまで映像。
ビデオ通話じゃないから、会話をすることは出来ない。
しかも、この映像って…。
「この背景を見るに…ここはルレイアのお店の『ブラック・カフェ』かな?」
「その通りだ、アイズ先輩。さすがだな」
いや、まぁ招待されたことがあるからね。
見覚えがあるなぁと思っただけだよ。
「ご明察。これはルレイア先輩の『ブラック・カフェ』の店内に設置された監視カメラの映像だ」
だから、ルレイアが映ってるんだね。
「…?何でルレイアのお店の監視カメラ映像が、ルリシヤのパソコンで見れるの?」
当然の疑問を口にするシュノ。
それは恐らく…。
「あぁ。ハッキングした」
やっぱりそうだったんだ。
とんでもないことをサラッと言ってしまえる辺り、さすがだと思うよ。
「えっ…!な、何で?」
「何でと言われても…暇だったからな」
暇だったから、という理由で、ハッキングで監視カメラ映像を盗み見るとは。
ルルシーが言ってたな。ルリシヤを暇にさせてはいけないと。
何をしでかすか分からないから、と。
あれはこういうことだったのかもしれない。後の祭りだけど。
まさか『ブルーローズ・ユニオン』に、「ルレイア達は元気ですか」なんて尋ねる訳にはいかないし。
すると。
「大丈夫だ、心配要らないぞ。シュノ先輩、アリューシャ先輩」
ルリシヤが、ぐっ、と親指を立てて自信満々に言った。
その自信は何処から。
「ルレイア先輩は無事だ。元気そうにしてるぞ」
「…え…?何で分かるの?」
「そーだよ。ルリ公は死んだことになってっから、部屋に引きこもってるじゃん」
きょとんと首を傾げるシュノとアリューシャ。
するとルリシヤは、手元に置いていた黒いノートパソコンのキーボードを、カタカタと叩いた。
ここ最近、そうやってパソコンと向き合っていることが多かったけど…。
あれはもしかして…。
「ほら、ルレイア先輩の姿が見えるだろう?」
「うわっ!本当だ。ルレ公じゃん!」
ノートパソコンの画面を見て、アリューシャが目を見張り。
「見せて!」
シュノもまた、画面に齧り付いた。
私も後ろから見てみると、パソコンの画面にルレイアの姿が映っていた。
あぁ、やっぱりそうだったんだ。
「これは一昨日の動画だ」
ルリシヤは、画面の端に小さく映った日付を指差した。
そこには確かに、一昨日の午後1時くらいの時刻が映っていた。
つまりこの時刻の時点で、ルレイアは囚われることなく、こうして元気に行動してるんだね。
良かった。大丈夫だろうとは思ってたけど。
「ルレイア…!良かった…!」
「ルレ公!おーい!ルレ公返事しろ!」
シュノは涙ぐまんばかりに破顔し、アリューシャは画面に向かって声をかけていた。
声をかけたい気持ちは分かるんだけど…。
「このパソコンに声をかけても駄目だぞ、アリューシャ先輩」
「何でっ?ルレ公いるじゃん!」
「これはただの、監視カメラの映像だから。こちらから見ることは出来ても、会話は不可能だ」
「何だと?むがーっ!」
そう。これはあくまで映像。
ビデオ通話じゃないから、会話をすることは出来ない。
しかも、この映像って…。
「この背景を見るに…ここはルレイアのお店の『ブラック・カフェ』かな?」
「その通りだ、アイズ先輩。さすがだな」
いや、まぁ招待されたことがあるからね。
見覚えがあるなぁと思っただけだよ。
「ご明察。これはルレイア先輩の『ブラック・カフェ』の店内に設置された監視カメラの映像だ」
だから、ルレイアが映ってるんだね。
「…?何でルレイアのお店の監視カメラ映像が、ルリシヤのパソコンで見れるの?」
当然の疑問を口にするシュノ。
それは恐らく…。
「あぁ。ハッキングした」
やっぱりそうだったんだ。
とんでもないことをサラッと言ってしまえる辺り、さすがだと思うよ。
「えっ…!な、何で?」
「何でと言われても…暇だったからな」
暇だったから、という理由で、ハッキングで監視カメラ映像を盗み見るとは。
ルルシーが言ってたな。ルリシヤを暇にさせてはいけないと。
何をしでかすか分からないから、と。
あれはこういうことだったのかもしれない。後の祭りだけど。


