「皆さん、静粛に」
だだっ広い会議室の扉が開き、エペルとミミニアがやって来た。
そして、この二人がいるということは。
当然のように、その後ろからセルテリシアが現れた。
ハンバーガーにポテトとドリンクがついてるようなもんだな。
セルテリシアのいるところに、エペルとミミニアがついてるのは。
エペルがポテト、ミミニアがドリンクってことで。
俺はポテトよりサラダ派だけどな。
「…」
さすがに、セルテリシアの前で喧嘩をするのは憚られたのか。
俺達に生意気な口を利いた幹部は、ちっ、と短く舌打ちして顔を背けた。
…命拾いしたな。
俺を本気で怒らせたら、あなたの首は胴体と泣き別れになってるところでしたよ。
全くムカつく奴らばっかりだ。
しかし、話はこれで終わらない。
むしろ、これからが本番のようなものだ。
「皆さん。本日の会議は…」
何処となく緊張した面持ちのセルテリシアが、かろうじて皆の前で声をあげようとした。
が、その前に別の女幹部が、スッと片手を上げた。
「本日の議題の前に、セルテリシア様にご説明して頂きたい」
「は、はい…。説明、ですか?」
「我が物顔でこの場に座っている、この三人のことです」
と言って、その女幹部は俺とルルシーとルーチェスを指差した。
…おっと。
早速、バトルスタートですか?失礼しちゃいますよね。
俺達がこの場に座っていることに、何の文句が?
…座ってるのが駄目なら、立ってましょうか?
「この者達は、ヴァルレンシー派の幹部ではありませんか。何故ここにいるのです?」
他の幹部達も、当然の疑問だという風に頷いた。
幹部達の追及するような眼差しを受けて、セルテリシアは怯えたような表情になっていた。
皆して、セルテリシアを責め立てるとは。
いじめですよこれは。いじめ。
「それは…元、の話です。今は『ブルーローズ・ユニオン』の幹部です」
それでもセルテリシアは、かろうじてそう言い返した。
頼みますよ、セルテリシアさん。
俺達がここにいることの正統性を、保証してくれるのはあなただけなんですから。
いつもならすぐに助け舟を出すはずのエペルとミミニアでさえ、この件については、セルテリシアを許していないらしく。
セルテリシアを助けることなく、知らんぷりを決め込んでいた。
お陰でセルテリシアは、一人で古参幹部の追及を躱さなければならなかった。
「それに、彼らは『ブルーローズ・ユニオン』に協力してくれると言いました。『青薔薇連合会』でも主軸と言える彼らが味方になってくれれば、この上なく頼もしいと…」
それはどうも。
正しく評価してくれて、有り難いですね。
頭の固い古参幹部連中にも見習ってもらいたい。
だだっ広い会議室の扉が開き、エペルとミミニアがやって来た。
そして、この二人がいるということは。
当然のように、その後ろからセルテリシアが現れた。
ハンバーガーにポテトとドリンクがついてるようなもんだな。
セルテリシアのいるところに、エペルとミミニアがついてるのは。
エペルがポテト、ミミニアがドリンクってことで。
俺はポテトよりサラダ派だけどな。
「…」
さすがに、セルテリシアの前で喧嘩をするのは憚られたのか。
俺達に生意気な口を利いた幹部は、ちっ、と短く舌打ちして顔を背けた。
…命拾いしたな。
俺を本気で怒らせたら、あなたの首は胴体と泣き別れになってるところでしたよ。
全くムカつく奴らばっかりだ。
しかし、話はこれで終わらない。
むしろ、これからが本番のようなものだ。
「皆さん。本日の会議は…」
何処となく緊張した面持ちのセルテリシアが、かろうじて皆の前で声をあげようとした。
が、その前に別の女幹部が、スッと片手を上げた。
「本日の議題の前に、セルテリシア様にご説明して頂きたい」
「は、はい…。説明、ですか?」
「我が物顔でこの場に座っている、この三人のことです」
と言って、その女幹部は俺とルルシーとルーチェスを指差した。
…おっと。
早速、バトルスタートですか?失礼しちゃいますよね。
俺達がこの場に座っていることに、何の文句が?
…座ってるのが駄目なら、立ってましょうか?
「この者達は、ヴァルレンシー派の幹部ではありませんか。何故ここにいるのです?」
他の幹部達も、当然の疑問だという風に頷いた。
幹部達の追及するような眼差しを受けて、セルテリシアは怯えたような表情になっていた。
皆して、セルテリシアを責め立てるとは。
いじめですよこれは。いじめ。
「それは…元、の話です。今は『ブルーローズ・ユニオン』の幹部です」
それでもセルテリシアは、かろうじてそう言い返した。
頼みますよ、セルテリシアさん。
俺達がここにいることの正統性を、保証してくれるのはあなただけなんですから。
いつもならすぐに助け舟を出すはずのエペルとミミニアでさえ、この件については、セルテリシアを許していないらしく。
セルテリシアを助けることなく、知らんぷりを決め込んでいた。
お陰でセルテリシアは、一人で古参幹部の追及を躱さなければならなかった。
「それに、彼らは『ブルーローズ・ユニオン』に協力してくれると言いました。『青薔薇連合会』でも主軸と言える彼らが味方になってくれれば、この上なく頼もしいと…」
それはどうも。
正しく評価してくれて、有り難いですね。
頭の固い古参幹部連中にも見習ってもらいたい。


