俺が今ここにいるのは、怪しまれずにセルテリシアの膝下に潜り込み。
『青薔薇連合会』次期首領の座を狙うセルテリシアの弱みを握り、この女を失脚させる為だ。
無論、『青薔薇連合会』幹部としてな。
本気で『ブルーローズ・ユニオン』の幹部になるつもりなんて、本気でセルテリシアの部下になるつもりなんて、欠片もない。
さすがの俺も、『青薔薇連合会』には恩がありますからね。
それにほら、アイズと約束しましたから。
万が一のことがあれば、俺が『青薔薇連合会』の首領になってくれという、あの約束。
あれを忘れるほど薄情ではありませんよ、一応…。
…。
…いや、まぁ全く考えなかった訳じゃないですけどね。
ルルシーと一緒にいられるなら、『青薔薇連合会』じゃなくても何処でも構わない。
その気持ちに偽りはありませんよ。
でも、それは間違っても、『ブルーローズ・ユニオン』ではない。
奇しくもあの側近二人が、俺のことを信用出来ないと言っているのは正しいのだ。
あのとき、セルテリシアが俺達を尾行して、『ブルーローズ・ユニオン』に勧誘してきたとき。
本当なら、「誰が貴様らに寝返るか」と追い返すところだった。
が、あのセルテリシアという女と、側近なしで会って話してみると。
あの女は予想以上に馬鹿で、与し易いタイプだと思った。
何せ、敵対しているはずの新『青薔薇連合会』の幹部を、自分の組織に高待遇で勧誘してくるくらいなのだから。
この女は俺のことを評価している振りをして、心のうちでは俺を恐れている。
だからこそ、俺を味方にしたいと思ったのだろう。
エントランスでのやり取りを見るに、どうやら側近二人にも相談無しで、セルテリシアの独断行動だったらしいし。
この手を逃すのは惜しいと思って、俺はその場のアドリブで、セルテリシアにつくことを決めた。
『ブルーローズ・ユニオン』懐に潜り込む、千載一遇のチャンスだった。
本当なら一度『青薔薇連合会』に帰って、アイズ達に相談してから決めたかった。
が、そんな余裕はなかった。
あの場で即断し、すぐに裏切る必要があった。
従って、あのような強引な手段を使うことになってしまった。
『青薔薇連合会』次期首領の座を狙うセルテリシアの弱みを握り、この女を失脚させる為だ。
無論、『青薔薇連合会』幹部としてな。
本気で『ブルーローズ・ユニオン』の幹部になるつもりなんて、本気でセルテリシアの部下になるつもりなんて、欠片もない。
さすがの俺も、『青薔薇連合会』には恩がありますからね。
それにほら、アイズと約束しましたから。
万が一のことがあれば、俺が『青薔薇連合会』の首領になってくれという、あの約束。
あれを忘れるほど薄情ではありませんよ、一応…。
…。
…いや、まぁ全く考えなかった訳じゃないですけどね。
ルルシーと一緒にいられるなら、『青薔薇連合会』じゃなくても何処でも構わない。
その気持ちに偽りはありませんよ。
でも、それは間違っても、『ブルーローズ・ユニオン』ではない。
奇しくもあの側近二人が、俺のことを信用出来ないと言っているのは正しいのだ。
あのとき、セルテリシアが俺達を尾行して、『ブルーローズ・ユニオン』に勧誘してきたとき。
本当なら、「誰が貴様らに寝返るか」と追い返すところだった。
が、あのセルテリシアという女と、側近なしで会って話してみると。
あの女は予想以上に馬鹿で、与し易いタイプだと思った。
何せ、敵対しているはずの新『青薔薇連合会』の幹部を、自分の組織に高待遇で勧誘してくるくらいなのだから。
この女は俺のことを評価している振りをして、心のうちでは俺を恐れている。
だからこそ、俺を味方にしたいと思ったのだろう。
エントランスでのやり取りを見るに、どうやら側近二人にも相談無しで、セルテリシアの独断行動だったらしいし。
この手を逃すのは惜しいと思って、俺はその場のアドリブで、セルテリシアにつくことを決めた。
『ブルーローズ・ユニオン』懐に潜り込む、千載一遇のチャンスだった。
本当なら一度『青薔薇連合会』に帰って、アイズ達に相談してから決めたかった。
が、そんな余裕はなかった。
あの場で即断し、すぐに裏切る必要があった。
従って、あのような強引な手段を使うことになってしまった。


