―――――…一方、その頃。
『青薔薇連合会』を裏切った俺とルルシー、ルーチェスの三名は。
あのままセルテリシアと共に、『ブルーローズ・ユニオン』の本部に連れて行かれた。
「ふーん…。噂には聞いてましたけど、結構立派な建物ですね」
『ブルーローズ・ユニオン』本部ビルは、『青薔薇連合会』本部に負けず劣らずの規模であった。
それとも、『青薔薇連合会』に対抗してわざと、建物だけは立派なものを取り繕ってるのかも。
「あぁ。さすが『青薔薇連合会』最大の系列組織だな」
ルルシーも感嘆していた。
もう少し贅沢を言えば、これが『青薔薇連合会』本部のように、帝都の一等地にあれば完璧だったな。
『ブルーローズ・ユニオン』の本部は、帝都一等地から少し離れた郊外にある。
まぁ、それはさすがに我儘が過ぎるか…。
それに、本部の場所なんて特にどうでも良いですよね。
「あなた方に部屋を用意します。こちらにどうぞ」
と、セルテリシアが俺達に振り向いて言った。
それはどうも。
「助かりますよ。裏切っちゃった以上、もとの家には帰れませんし」
如何せん、三人共『青薔薇連合会』の息がかかったマンションに住んでいたもので。
転職したんだから、もとの会社の社宅には住めない。当たり前ですけど。
新しい社宅が決まるまで、当面の間はここに住むとしよう。
何処でも良いですよ、俺は。
ルルシーが一緒にいるなら、押し入れの中だって石の上だって、素敵なマイホームです。
「あ、俺とルルシーは同じ部屋にしてくださいね」
「はい、分かりました」
「…ルレイアと同室か…。気が進まないな…」
ちょっとルルシー?今のは聞かなかったことにしておきますよ。
建物の中に入ると、セルテリシアの部下達がすぐさま集まってきて。
そして、一緒についてきた俺達を見て、怪訝そうな顔をした。
「セルテリシア様…?この者達は…」
「『青薔薇連合会』の幹部…?」
おっと。その呼称はもう古いですよ。
今は、『ブルーローズ・ユニオン』の幹部だ。
「この者達は『ブルーローズ・ユニオン』の一員です。皆失礼のないようにお願いします」
セルテリシアは部下達にそう言った。
それは有り難い。
面倒な軋轢に悩まされるのは御免だからな。
「で、ですがセルテリシア様…」
「彼らに部屋を用意してあげてください。二部屋で結構ですから」
「は、はい…」
不思議そうにしながらも、セルテリシアの部下は頷いた。
よく分かんねぇけど、セルテリシアがそう言うなら…といったところか。
すると。
「…セルテリシア様!これはどういうことです?」
「何故ここに、『青薔薇連合会』の幹部が…!?」
真打ち登場、と言うべきか。
セルテリシアの側近、エペルとミミニアが駆けつけてきた。
『青薔薇連合会』を裏切った俺とルルシー、ルーチェスの三名は。
あのままセルテリシアと共に、『ブルーローズ・ユニオン』の本部に連れて行かれた。
「ふーん…。噂には聞いてましたけど、結構立派な建物ですね」
『ブルーローズ・ユニオン』本部ビルは、『青薔薇連合会』本部に負けず劣らずの規模であった。
それとも、『青薔薇連合会』に対抗してわざと、建物だけは立派なものを取り繕ってるのかも。
「あぁ。さすが『青薔薇連合会』最大の系列組織だな」
ルルシーも感嘆していた。
もう少し贅沢を言えば、これが『青薔薇連合会』本部のように、帝都の一等地にあれば完璧だったな。
『ブルーローズ・ユニオン』の本部は、帝都一等地から少し離れた郊外にある。
まぁ、それはさすがに我儘が過ぎるか…。
それに、本部の場所なんて特にどうでも良いですよね。
「あなた方に部屋を用意します。こちらにどうぞ」
と、セルテリシアが俺達に振り向いて言った。
それはどうも。
「助かりますよ。裏切っちゃった以上、もとの家には帰れませんし」
如何せん、三人共『青薔薇連合会』の息がかかったマンションに住んでいたもので。
転職したんだから、もとの会社の社宅には住めない。当たり前ですけど。
新しい社宅が決まるまで、当面の間はここに住むとしよう。
何処でも良いですよ、俺は。
ルルシーが一緒にいるなら、押し入れの中だって石の上だって、素敵なマイホームです。
「あ、俺とルルシーは同じ部屋にしてくださいね」
「はい、分かりました」
「…ルレイアと同室か…。気が進まないな…」
ちょっとルルシー?今のは聞かなかったことにしておきますよ。
建物の中に入ると、セルテリシアの部下達がすぐさま集まってきて。
そして、一緒についてきた俺達を見て、怪訝そうな顔をした。
「セルテリシア様…?この者達は…」
「『青薔薇連合会』の幹部…?」
おっと。その呼称はもう古いですよ。
今は、『ブルーローズ・ユニオン』の幹部だ。
「この者達は『ブルーローズ・ユニオン』の一員です。皆失礼のないようにお願いします」
セルテリシアは部下達にそう言った。
それは有り難い。
面倒な軋轢に悩まされるのは御免だからな。
「で、ですがセルテリシア様…」
「彼らに部屋を用意してあげてください。二部屋で結構ですから」
「は、はい…」
不思議そうにしながらも、セルテリシアの部下は頷いた。
よく分かんねぇけど、セルテリシアがそう言うなら…といったところか。
すると。
「…セルテリシア様!これはどういうことです?」
「何故ここに、『青薔薇連合会』の幹部が…!?」
真打ち登場、と言うべきか。
セルテリシアの側近、エペルとミミニアが駆けつけてきた。


