…それよりも、気になるのは。
「…ルリシヤはどうしてる?」
ルレイア達の処遇は、後で考えよう。
それよりも、この場にいないもう一人こ幹部のことが気になった。
ルレイア達と一緒にいたんじゃないのか。彼は。
「…それは…」
ルヴィアは、聞かれたくないことを聞かれてしまったかのように顔を曇らせた。
…これは良くないね。
「ルリ公も一緒に寝返ったのか?」
「…いえ、ルリシヤさんは…サナリ派に寝返ってはいません」
へぇ。
ルリシヤだけは残してくれたんだ。それは…私達への慈悲かな?
しかし、現実はもっと非情だった。
「ただ…ルリシヤさんは、その場でルレイアさんに撃たれて…」
「…!」
「今病院で手当てをしているところです。今のところ容態は不明で…」
…そう。
無理もないかもしれないね。
四人のうち、ルリシヤだけが裏切らないという選択をした。
するとルリシヤは、その場にいる三人と敵対する身になった訳だ。
慈悲をかけて逃したら、後になってまた相対することになる。
彼らにとって、ルリシヤは強力な戦力だ。仕留められるうちに仕留めたかったのだろう。
それで、不意討ちとばかりにルリシヤを…。
「…そんな…ルリシヤまで…」
シュノは涙を滲ませて、呆然と呟いた。
「仲間だったはずなのに…。仲良しだったのに…。どうしてルレイアがルリシヤを…」
「…シュノ…」
気持ちは分かるよ。
でも…ルレイアにとっては、それはそれ、これはこれなんだろう。
彼にとって一番大切なのはルルシーであって。
それ以外は、所詮それ以外でしかないのだから。
「…ルレイア、君は…」
私は無意識に、ここにいないルレイアに向けて問い掛けようとしていた。
…しかし、そのとき。
私の執務室に、件の人物が姿を現した。
「おぉ、先輩方。ここにいたか」
「…ほぇ?」
やって来たのは、先程容態が不明だと言われたばかりのルリシヤであった。
「…ルリシヤはどうしてる?」
ルレイア達の処遇は、後で考えよう。
それよりも、この場にいないもう一人こ幹部のことが気になった。
ルレイア達と一緒にいたんじゃないのか。彼は。
「…それは…」
ルヴィアは、聞かれたくないことを聞かれてしまったかのように顔を曇らせた。
…これは良くないね。
「ルリ公も一緒に寝返ったのか?」
「…いえ、ルリシヤさんは…サナリ派に寝返ってはいません」
へぇ。
ルリシヤだけは残してくれたんだ。それは…私達への慈悲かな?
しかし、現実はもっと非情だった。
「ただ…ルリシヤさんは、その場でルレイアさんに撃たれて…」
「…!」
「今病院で手当てをしているところです。今のところ容態は不明で…」
…そう。
無理もないかもしれないね。
四人のうち、ルリシヤだけが裏切らないという選択をした。
するとルリシヤは、その場にいる三人と敵対する身になった訳だ。
慈悲をかけて逃したら、後になってまた相対することになる。
彼らにとって、ルリシヤは強力な戦力だ。仕留められるうちに仕留めたかったのだろう。
それで、不意討ちとばかりにルリシヤを…。
「…そんな…ルリシヤまで…」
シュノは涙を滲ませて、呆然と呟いた。
「仲間だったはずなのに…。仲良しだったのに…。どうしてルレイアがルリシヤを…」
「…シュノ…」
気持ちは分かるよ。
でも…ルレイアにとっては、それはそれ、これはこれなんだろう。
彼にとって一番大切なのはルルシーであって。
それ以外は、所詮それ以外でしかないのだから。
「…ルレイア、君は…」
私は無意識に、ここにいないルレイアに向けて問い掛けようとしていた。
…しかし、そのとき。
私の執務室に、件の人物が姿を現した。
「おぉ、先輩方。ここにいたか」
「…ほぇ?」
やって来たのは、先程容態が不明だと言われたばかりのルリシヤであった。


