The previous night of the world revolution7~P.D.~

ルリシヤとルーチェスも、多分いつか来てくれるだろうと思ってた。

ルーチェス嫁と一緒だとは思わなかったが。

でも、ルヴィアも嫁同伴で来たもんな。

それにほら、野郎ばっかが何人も病室に集まっても、華がないから。

一人くらい、女性が混じっていても良いだろう。

…と、思ったが。

「へぇ〜…。ふーん…。そっかぁ…」

何故かルーチェス嫁は、俺を舐め回すようにじろじろと見て。

一人で勝手に納得して、笑顔でうんうん頷いていた。

な、何…?

「あ、あの…何か…?」

「え?ううん。ルーチェス君がわざわざお見舞いに行くって言うから、どんな相手なのかなぁと思って」

「…」

「成程、ルーチェス君の好みってこんな人だったんだね!私はてっきり、渋格好良いおじ様タイプが好きなのかと思ってたよ」

ちょっと待て。なんか酷い誤解をしてないか?

何の話だ?

「ちょっと待ってくれ。何か誤解してるだろう。俺は断じて…」

「うんうん大丈夫!分かってるから」

何が大丈夫なんだ?何が分かってるんだ?

絶対分かってないだろう。

「ルーチェス君がよく言ってるもん。『よく部屋にお邪魔する同僚がいるんですよ』って。君のことなんでしょ?」

それは間違ってないけど。

でも、俺は別にルーチェスを招いている訳ではない。

こいつが、いや、こいつらが勝手に侵入してくるってだけで。

「格好良いな〜。ルーチェス君は面食いなんだね!」

勝手に納得しないでくれ。

ルーチェス、お前はそれで良いのか?

そこで誤解を解かないと不味い。一生変な勘違いされる。

と、思ったが。

「世間話はそこまでにして」

ルリシヤが割って入ってきた。

俺が今、いつ世間話をしたんだ?