…で。
「これが『M.T.S社』の持つ新武器…。それは分かりました」
実用性のほどはともかく、斬新な発想であることに変わりはない。
これからもっと改良を重ねれば、欠けている実用性を補えるかもしれない。
その可能性は充分あるな。
で、それは分かったけど。
何故ブロテ達帝国自警団は、このような未知の武器を我が物顔で使っているんだ?
『青薔薇連合会』がご贔屓にしている武器商人『オプスキュリテ』でも、こんな武器は取り扱っていないはずだが。
こいつらは、何処からこの武器を手に入れた?
おおよその検討はつく。
「リーダーと幹部を匿っている見返りに、この武器を提供してもらったんですかね?」
「…え…」
追われる立場の『M.T.S社』リーダーにしてみれば。
虎の子であるこのレーザー銃以外に、交渉材料になるものは何もない。
故に、レーザー銃を対価として差し出して、自分達を匿うよう懇願してきた」のだろう。
そう考えるのが、一番自然…。
…だと、思っていたのだが。
「リーダー…?匿ってる…?どういう意味?」
ブロテは呆然として、俺にそう聞き返してきた。
…おっと。
何だか、雲行きが怪しくなってきたぞ。
「『M.T.S社』のリーダーですよ」
「『M.T.S社』のリーダー…が、どうかしたの?」
…困惑した表情のブロテである。
形勢が悪くなってきたから、全力でしらばっくれている…訳じゃなさそうだな。
これはやっぱり…。
「これが『M.T.S社』の持つ新武器…。それは分かりました」
実用性のほどはともかく、斬新な発想であることに変わりはない。
これからもっと改良を重ねれば、欠けている実用性を補えるかもしれない。
その可能性は充分あるな。
で、それは分かったけど。
何故ブロテ達帝国自警団は、このような未知の武器を我が物顔で使っているんだ?
『青薔薇連合会』がご贔屓にしている武器商人『オプスキュリテ』でも、こんな武器は取り扱っていないはずだが。
こいつらは、何処からこの武器を手に入れた?
おおよその検討はつく。
「リーダーと幹部を匿っている見返りに、この武器を提供してもらったんですかね?」
「…え…」
追われる立場の『M.T.S社』リーダーにしてみれば。
虎の子であるこのレーザー銃以外に、交渉材料になるものは何もない。
故に、レーザー銃を対価として差し出して、自分達を匿うよう懇願してきた」のだろう。
そう考えるのが、一番自然…。
…だと、思っていたのだが。
「リーダー…?匿ってる…?どういう意味?」
ブロテは呆然として、俺にそう聞き返してきた。
…おっと。
何だか、雲行きが怪しくなってきたぞ。
「『M.T.S社』のリーダーですよ」
「『M.T.S社』のリーダー…が、どうかしたの?」
…困惑した表情のブロテである。
形勢が悪くなってきたから、全力でしらばっくれている…訳じゃなさそうだな。
これはやっぱり…。


