いやはや、とても面白い。
そういや、『M.T.S社』の武器庫に単身乗り込んだルーチェスの胸に、焦げた穴が空いていたっけ。
あれはもしかして、このレーザー兵器を食らった結果なのだろうか。
見たところ、このレーザー兵器。床を一瞬で焦がすほどの威力はあるようだが。
そんなレーザー光線を食らって、何で服に穴が空いただけで、ルーチェス本人はピンピンしていたのか。
その謎は残るが、しかし今はそれどころではないな。
生まれて初めてのレーザー兵器を前に、俺とルルシーは。
さすがにこれは分が悪い、とにかく一度退いて、アイズ達に相談して作戦の立て直しを…。
…すると思いました?この俺が。
とんでもない。
「…一応聞いておくが、ルレイア。撤退する気は…」
「え?ある訳ないじゃないですか」
「…まぁ、お前はそう言うと思ってたよ」
折角、敵の新武器を相手に跳梁跋扈するチャンスなんですよ?
撤退して作戦の練り直し…なんて、そんなつまらないことしたくないでしょう。
初見だからこそ味わえる新鮮感というものを、存分に体験させてもらいましょう。
いやぁ、胸が高鳴る。
俺は鎌を構え直し、ブロテと向き合った。
「別に気遣いは要りませんよ。当てたきゃ当ててください」
俺、生まれてこの方レーザー攻撃なんか食らったことがないし。
当たってみるとどんな感じなのか、味わわせてくれても良いんですよ?
いや、普通に避ける気満々ですけどね。
当てられるものなら当ててみろ。
「…本気?この武器を舐めてるの?」
「そっちこそ、正気ですか?」
レーザー兵器なんて素敵な玩具をもらって、無邪気にはしゃいでるのかもしれないけど。
所詮はこれも、一つの武器に過ぎない。これだけで戦況を左右することは出来ない。
俺達を一網打尽にしたいなら、核爆弾の一つでも持ってくるんだな。
「この程度で、俺達を止められるとでも?…新しい玩具をもらって嬉しいのは分かりますけど。ちょっとくらい、頭ってものを使ってみてはどうです?」
挑発していくスタイル。
ブロテは、あからさまな挑発に乗るタイプではないが。
しかし、大切な仲間(笑)を二人もぶっ飛ばされ。
ついでにご自慢の新武器までコケにされて、さすがに苛立っていたのか。
「…そう。じゃあ…宣言通り、もう容赦はしない」
珍しく、覚悟を決めたようだ。
そう、そう来なくては。
遊び甲斐がないというものだろう?
そういや、『M.T.S社』の武器庫に単身乗り込んだルーチェスの胸に、焦げた穴が空いていたっけ。
あれはもしかして、このレーザー兵器を食らった結果なのだろうか。
見たところ、このレーザー兵器。床を一瞬で焦がすほどの威力はあるようだが。
そんなレーザー光線を食らって、何で服に穴が空いただけで、ルーチェス本人はピンピンしていたのか。
その謎は残るが、しかし今はそれどころではないな。
生まれて初めてのレーザー兵器を前に、俺とルルシーは。
さすがにこれは分が悪い、とにかく一度退いて、アイズ達に相談して作戦の立て直しを…。
…すると思いました?この俺が。
とんでもない。
「…一応聞いておくが、ルレイア。撤退する気は…」
「え?ある訳ないじゃないですか」
「…まぁ、お前はそう言うと思ってたよ」
折角、敵の新武器を相手に跳梁跋扈するチャンスなんですよ?
撤退して作戦の練り直し…なんて、そんなつまらないことしたくないでしょう。
初見だからこそ味わえる新鮮感というものを、存分に体験させてもらいましょう。
いやぁ、胸が高鳴る。
俺は鎌を構え直し、ブロテと向き合った。
「別に気遣いは要りませんよ。当てたきゃ当ててください」
俺、生まれてこの方レーザー攻撃なんか食らったことがないし。
当たってみるとどんな感じなのか、味わわせてくれても良いんですよ?
いや、普通に避ける気満々ですけどね。
当てられるものなら当ててみろ。
「…本気?この武器を舐めてるの?」
「そっちこそ、正気ですか?」
レーザー兵器なんて素敵な玩具をもらって、無邪気にはしゃいでるのかもしれないけど。
所詮はこれも、一つの武器に過ぎない。これだけで戦況を左右することは出来ない。
俺達を一網打尽にしたいなら、核爆弾の一つでも持ってくるんだな。
「この程度で、俺達を止められるとでも?…新しい玩具をもらって嬉しいのは分かりますけど。ちょっとくらい、頭ってものを使ってみてはどうです?」
挑発していくスタイル。
ブロテは、あからさまな挑発に乗るタイプではないが。
しかし、大切な仲間(笑)を二人もぶっ飛ばされ。
ついでにご自慢の新武器までコケにされて、さすがに苛立っていたのか。
「…そう。じゃあ…宣言通り、もう容赦はしない」
珍しく、覚悟を決めたようだ。
そう、そう来なくては。
遊び甲斐がないというものだろう?


