――――――…何処かの誰かが、良からぬ企みを抱いているとも知らず。





いざ、帝国自警団本部に再び。

今度はルルシーも一緒ですよ。

俺達が「遊びに」来たことで、きっとブロテも喜んでくれるだろう。

では、いつものをやっておこう。

「お邪魔しまーす」

鎌を一振りぶん回して、丁寧に正面玄関を「ノック」。

いやぁ、あまりの礼儀正しさに涙ちょちょ切れですね。