俺がどんな監禁生活を送っていたか、について詳しく話しても良いのだが…。
それより、俺がさっきから気になっているのは。
「シェルドニア王国のときみたいに、お前が洗脳でもされていたらどうしようかと…」
「ねぇルルシー、それより」
「それより、じゃねぇ。心配してたんだぞ」
もう。いい加減言わせてくださいよ。
ルルシーが俺のことをたくさん心配してくれてのは、よく分かりましたから。
「ルルシーとルリシヤは、今日は任務があったんじゃないんですか?」
「…」
…ルルシー、忘れてない?
俺が帰ってきたと聞いて、任務放棄して帰ってきたんでしょう?
「そういえばそうだったな。ルレイア先輩が戻ってきた喜びの方が勝って、それどころじゃなかったが」
と、ルリシヤ。
おいおい。本当に忘れてたのか。
ルルシーもルルシーで、「あ、やべ…」みたいな顔になってたから、忘れてたんだろう。
もー、ルルシーったらおっちょこちょい。
でもそんなところも好き。
「良いんですか?任務放棄して」
今からでも行ってくるべきなのでは?
と、思ったが。
「まぁ、後日でも良いだろう…。アシュトーリアさんもルレイアの帰りを喜んでたから…多分許してくれるだろうし…」
とのこと。
「そこまで急ぐ用事でもなかったしな」
ふーん…。
「何の用事だったんですか?」
冷静に考えてみると、ルルシーとルリシヤが共同任務に当たることって珍しいですよね。
いや、シェルドニア王国のときのような例もありましたけど。
あれは本当特例みたいなもので、普段は滅多に一緒に組むことはないはず。
ルルシーは俺の相棒ですから。
あ、俺が不在だったからか?本来なら俺とルルシーが行くところを、俺の代理でルリシヤが務めてくれたとか?
「視察だよ、視察」
ルルシーがそう答えた。
「視察?」
「あぁ、『青薔薇連合会』系列組織の視察。『霧塵会』って知ってるか?」
「『霧塵会』ですか…。聞いたことはありますけど。確かサナリ派の…」
「それだ」
ふーん…『霧塵会』の視察…。
「何でまたいきなり?」
「あいつら、どうも近頃俺達に黙ってコソコソ動いてるようで、その真偽を確かめる為に、俺とルリシヤが派遣されたんだが…」
…結果的にその任務、サボっちゃった訳ですね?
まぁ、系列組織が『青薔薇連合会』に不義なことをしないよう見張るのは、いつもの仕事だが…。
『霧塵会』は『青薔薇連合会』でも、サナリ派の組織。
キナ臭い動きが見られるのなら、一応、目を光らせておいた方が良いだろう。
「明日、明日行くよ。改めて」
今日視察に来ると言われていたのにすっぽかされて、『霧塵会』の奴らも拍子抜けだろうな。
まぁ、そのくらいルーズでも問題ない。
『霧塵会』は取引相手ではなく、『青薔薇連合会』の下部組織の一つなのだから。
「じゃあ、俺もついていきますよ」
「ルレイアも?いや、お前はしばらくゆっくりしてろよ」
「えぇ〜?だって、ルルシーとルリシヤを二人にしたら、過ちを犯すんじゃないかって心配で」
「あーはいはい。良いからお前は休んでろ」
ルルシーったら、酷い。
仕方ない。ここはルルシーの言う通りにしようか。
…などと。
呑気にしていられたのは、その日までだった。
それより、俺がさっきから気になっているのは。
「シェルドニア王国のときみたいに、お前が洗脳でもされていたらどうしようかと…」
「ねぇルルシー、それより」
「それより、じゃねぇ。心配してたんだぞ」
もう。いい加減言わせてくださいよ。
ルルシーが俺のことをたくさん心配してくれてのは、よく分かりましたから。
「ルルシーとルリシヤは、今日は任務があったんじゃないんですか?」
「…」
…ルルシー、忘れてない?
俺が帰ってきたと聞いて、任務放棄して帰ってきたんでしょう?
「そういえばそうだったな。ルレイア先輩が戻ってきた喜びの方が勝って、それどころじゃなかったが」
と、ルリシヤ。
おいおい。本当に忘れてたのか。
ルルシーもルルシーで、「あ、やべ…」みたいな顔になってたから、忘れてたんだろう。
もー、ルルシーったらおっちょこちょい。
でもそんなところも好き。
「良いんですか?任務放棄して」
今からでも行ってくるべきなのでは?
と、思ったが。
「まぁ、後日でも良いだろう…。アシュトーリアさんもルレイアの帰りを喜んでたから…多分許してくれるだろうし…」
とのこと。
「そこまで急ぐ用事でもなかったしな」
ふーん…。
「何の用事だったんですか?」
冷静に考えてみると、ルルシーとルリシヤが共同任務に当たることって珍しいですよね。
いや、シェルドニア王国のときのような例もありましたけど。
あれは本当特例みたいなもので、普段は滅多に一緒に組むことはないはず。
ルルシーは俺の相棒ですから。
あ、俺が不在だったからか?本来なら俺とルルシーが行くところを、俺の代理でルリシヤが務めてくれたとか?
「視察だよ、視察」
ルルシーがそう答えた。
「視察?」
「あぁ、『青薔薇連合会』系列組織の視察。『霧塵会』って知ってるか?」
「『霧塵会』ですか…。聞いたことはありますけど。確かサナリ派の…」
「それだ」
ふーん…『霧塵会』の視察…。
「何でまたいきなり?」
「あいつら、どうも近頃俺達に黙ってコソコソ動いてるようで、その真偽を確かめる為に、俺とルリシヤが派遣されたんだが…」
…結果的にその任務、サボっちゃった訳ですね?
まぁ、系列組織が『青薔薇連合会』に不義なことをしないよう見張るのは、いつもの仕事だが…。
『霧塵会』は『青薔薇連合会』でも、サナリ派の組織。
キナ臭い動きが見られるのなら、一応、目を光らせておいた方が良いだろう。
「明日、明日行くよ。改めて」
今日視察に来ると言われていたのにすっぽかされて、『霧塵会』の奴らも拍子抜けだろうな。
まぁ、そのくらいルーズでも問題ない。
『霧塵会』は取引相手ではなく、『青薔薇連合会』の下部組織の一つなのだから。
「じゃあ、俺もついていきますよ」
「ルレイアも?いや、お前はしばらくゆっくりしてろよ」
「えぇ〜?だって、ルルシーとルリシヤを二人にしたら、過ちを犯すんじゃないかって心配で」
「あーはいはい。良いからお前は休んでろ」
ルルシーったら、酷い。
仕方ない。ここはルルシーの言う通りにしようか。
…などと。
呑気にしていられたのは、その日までだった。


