それから、私は先輩と距離を置くことにした。 …当然。一緒に住んでるから、話さないとかは、 無理なので、先輩の抱きしめてくるとを、全て拒否した。 「ねぇー…ゆう。」 …な、なんだろう?…距離を置くようになって、数日、先輩は、イラついてるような顔で、私に話しかけてきた。 「な、なんですか?」 「なんで、最近避けるの?…」 「…さ、避けてませんよ?」 ば、バレてた…。 「前までは、抱きしめたって、拒否なんかしなかったよね?」