クールな番犬くんは学園最強のオオカミでした


「でも、黒桜先輩がいれば大丈夫かな」


ふと、どこか安心したような表情を浮かべるハルル。


「大丈夫ってなにが?」

「だって、」


どうやらハルルの話はまだ終わっていなかったらしい。


だけど、彼女の口から続きを聞くことは叶わなかった。

なぜなら……。


「西ヶ浜苫いるか?」


突然、大きな食堂全体に響くほどの声が割って入ったから。


……ほんとこの学校は休むことを知らないようです。