クールな番犬くんは学園最強のオオカミでした


「……つーか、もういいよ。寝よ。おやすみ」


斑は一方的に会話を切った。


眠いのはわかるけど、そんな気になる言葉を残していかないでほしい。


『苫の相手役やりたかった』なんて……。


すっごく気になる!



どういうつもりでそんなこと言ったんだろう?

どういうときにそんなことを思う?


仮にわたしが斑の立場だったら……。


立候補できるかは別として、やっぱり相手役をやりたいって思う。

ラブストーリーならなおさら。


好きな人とラブストーリーを演じるのはこそばゆい恥ずかしさがあるけれど、それ以上に、だれにも相手役を渡したくないって思う。


たとえ演技でも、斑とほかの女子が両想いの役を演じる姿なんて見たくないもん。嫉妬しちゃう。