三白眼で怖いイメージだった夏樹。話してみれば、みんなの話もよく聞いて、ツッコミまでする。そのコミュニケーション能力の高さに驚く。
かえでに本当に告白したのだろうか。そう思うくらいかえでとも普通に会話をしている。それぞれ注文した料理を食べながら、ゲラゲラ笑っていると楽しくて時間を忘れた。
「僕、コーヒー持ってくる」
「こーひー?」
「ゆめも飲んでみる?」
月にはコーヒーはないのかな。そう思いながら席を立つ。
「俺も飲み物取りに行くわ。かえでは? なんか飲む?」
「えっ? ああ、ありがとう。じゃあサイダーで」
「さいだー? はじめ、私もさいだー欲しい」
「コーヒーとサイダー? まあいいけど」
しぶしぶ返事をしてドリンクバーへ夏樹と向かう。
「お前さ」
夏樹がサイダーのボタンを押しながら声をかけてきた。はじめはコーヒーカップを取り出しながら「なに」と短くこたえる。
「本当に、かえでのこと好きなの?」
ドキッ。痛いところをつかれて手元が狂う。カップを落としそうになったが、なんとか持ち直して、抽出口の下にカップを置いた。
コーヒーが出てくるのをじっと見つめながら「よく、わからなくなった」と消えそうな声でつぶやく。
「そっか」
夏樹はそれだけ言うと「ゆめの分のサイダーも、一緒に持ってくな」と、席へ戻っていった。
ゆめ? なんでもう呼び捨て? はじめの中で何かが蠢いた。さっきから、何か変だ。
コーヒーをふたつ持って席に戻る。サイダーを置いたであろう夏樹とすれ違う。はじめはコーヒーをゆめの前に置きながら、かえでの隣に座った。
「はじめ、ありがとう。さいだーってなんかしゅわしゅわして変だね」
「ゆめちゃん、ほんとに初めてなの?」
「うん。ほんと。あぁ、ちょっと慣れてきた」
不思議そうなかえでとのやりとりがおかしくて、笑いを堪えるのに必死だった。
ふとスマホに目を落とすと、もう13時20分になっている。やばいっ、早く帰らないと!!
かえでに本当に告白したのだろうか。そう思うくらいかえでとも普通に会話をしている。それぞれ注文した料理を食べながら、ゲラゲラ笑っていると楽しくて時間を忘れた。
「僕、コーヒー持ってくる」
「こーひー?」
「ゆめも飲んでみる?」
月にはコーヒーはないのかな。そう思いながら席を立つ。
「俺も飲み物取りに行くわ。かえでは? なんか飲む?」
「えっ? ああ、ありがとう。じゃあサイダーで」
「さいだー? はじめ、私もさいだー欲しい」
「コーヒーとサイダー? まあいいけど」
しぶしぶ返事をしてドリンクバーへ夏樹と向かう。
「お前さ」
夏樹がサイダーのボタンを押しながら声をかけてきた。はじめはコーヒーカップを取り出しながら「なに」と短くこたえる。
「本当に、かえでのこと好きなの?」
ドキッ。痛いところをつかれて手元が狂う。カップを落としそうになったが、なんとか持ち直して、抽出口の下にカップを置いた。
コーヒーが出てくるのをじっと見つめながら「よく、わからなくなった」と消えそうな声でつぶやく。
「そっか」
夏樹はそれだけ言うと「ゆめの分のサイダーも、一緒に持ってくな」と、席へ戻っていった。
ゆめ? なんでもう呼び捨て? はじめの中で何かが蠢いた。さっきから、何か変だ。
コーヒーをふたつ持って席に戻る。サイダーを置いたであろう夏樹とすれ違う。はじめはコーヒーをゆめの前に置きながら、かえでの隣に座った。
「はじめ、ありがとう。さいだーってなんかしゅわしゅわして変だね」
「ゆめちゃん、ほんとに初めてなの?」
「うん。ほんと。あぁ、ちょっと慣れてきた」
不思議そうなかえでとのやりとりがおかしくて、笑いを堪えるのに必死だった。
ふとスマホに目を落とすと、もう13時20分になっている。やばいっ、早く帰らないと!!
