お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛

まどかはただただ、今は龍斗の胸に飛び込みたかった。

ダメとわかっていても、身体が言うことを聞かない、まどかは龍斗の胸で泣き続けた。

「まどか、部屋に入ろう」

部屋に入ると、シャワールームへ行くように促された。

「風邪ひくからシャワー浴びておいで」

シャワーを浴びながら、初めて龍斗と身体を重ねた日を思い返していた。

あの時も、ずぶ濡れの私に優しくしてくれた。

龍斗の優しさは初めて出会った時からだった。

引ったくりを捕まえてくれて、タブレットの使い方を教えてくれて、まどかは龍斗に惹かれ始めていた。

でも、何も言わずにアメリカへ行って連絡もなかった。

そんな時、新と出会った。

どうしようもない男で、まどかの金目当てだとすぐにわかった。

でも離れられなかった。

あの時、龍斗と身体を重ねて、子供を授からなければ、龍斗が一生懸命気遣いを見せてくれなければ、まどかは新と離れられなかった。

今は、子供はいなくなったけど、あの時のように毎日気遣ってくれている。