お前を必ず落として見せる~俺様御曹司の執着愛

龍斗は必死にまどかを追いかけて腕を掴み引き寄せた。

「痛い、離してください」

「ごめん」

龍斗は慌てて手を離した。

「まどか、少しでいいんだ、話す時間をくれ、頼む」

「私達はもう離婚したんですよね、子供だってもういないし、何も話すことはありません」

「俺達はまだ夫婦だ、離婚届にはサインしていない」

「えっ?」

「真凜も精神鑑定の結果病院へ入院することになった、母親が付き添っている、俺の出来ることは資金援助くらいだ、俺はまどかと正式に結婚したい、契約は解除だ」

「ごめんなさい、龍斗さんの気持ちが信じられません」

そう言って、まどかはアパートへ駆け出した。

「まどか」

まどかはアパートのドアを閉めた。

龍斗の必死の声かけにドアは開くことはなかった。

そんな中、まどかのアパートへ新がやってきた。

新は海外出張から戻り、仕事の拠点をアメリカに移すとの話を聞かせてくれた。

「新、すごいね、頑張って」

「何を言ってるんだ、まどかも一緒だよ」

「えっ」