LIBERTEーー君に

そんなにギアを上げて大丈夫か? 

ユリウスとエィリッヒは観客席でハラハラし、祈るような気持ちだった。


ブラームス/ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78 「雨の歌」はブラームスが45歳から46歳) の夏にコンクール開催地ベルチャッハで作曲された。

第3楽章冒頭の主題に、1873年に作曲した歌曲「雨の歌 Regenlied Op.59ー3」の主題を用いていることから「雨の歌」と呼ばれている。

歌曲「雨の歌」詩人クラウス・グロート (1819年~99年)が作詞者だ。

歌詞には次の1節がある。

初めての香り、天からの露に
酔った花のように、心は楽に呼吸する
身震いのするほど冷たい、全ての雨滴が
降りてきて、この鼓動する胸を冷やし、
こうして、創造の聖なる営みが
私のひそやかな命に忍び入るのだ
雨よ降れ、降れ
あの昔の歌をもう1度呼び覚ましてくれ