無口な担当医は、彼女だけを離さない。









世那くんへ

今書いているのは1週間前の私です。

今日世那くんは夜勤できっと頑張っている最中だと思います。

そんな世那くんのことを思いながら普段言えないようなことを今回の手紙では書きます。

私らしくないかもしれないけど、許してね

まず、私のことを見つけてくれてありがとう。

どん底だった私を可哀想と思わずに1人の患者として接してくれた世那くんに1年半前の私は救われました。

今となっては担当医兼彼氏として傍にいてくれていること、本当に感謝しています。

世那くんと出会わなかったかもしれないことを考えると怖くなるくらい私は世那くんに色々なことを教えてもらいました。

人のことが信じられなくて、未来に希望を持てなかった私がここまで毎日を楽しく過ごせるようになるには自分1人だけの力ではできなかったと思います。

今の私に世那くんはいなくてはならない存在です。

世那くんにとって私はいなくてはならない存在になれているのか分からないけれど

いつかは世那くんの最後になれるように頑張ります。

大好きだよ。いつもありがとう

栞麗より 





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