「お前のその自信は何なのだ!? 本当に騎士団を強く出来るというのか!?」


「だからさっきからそう言ってるだろうが。何回同じこと言わせんだよ」


 しつこい議員に、お爺ちゃんがうんざりとしている。あれは早くうちに帰りたい顔だ。


「ど、どうしてそう言い切れる……! その自信は一体どこから……?」


「どうしても何も、俺がその大聖アムレアン騎士団の騎士団長だったからだよ」