「にしても、他人に興味を示さないあんたがこんな子供相手にするなんて、珍しいじゃん」 「まぁな」 「まぁ、いいけど。連れてきたからにはちゃんとお世話しなよ」 「みんなでな」 「………はぁ、ほんとうちの首領には頭抱えるわ」 イルミもレオも、ヨナを連れてきたことには驚いたがらなんやかんや構ってくれて、そのうち慣れていった。