「その呪い、やはり強力なものだね」
「──っ!」

 真剣なジェラルドの碧眼が捕らえてシェリーを捕まえた。

「その呪いはいつ埋め込まれたんだい?」
「9歳の時です。迷子になってしまった弟を探しに森に入ったときに、魔女につけられました」
「それは黒いフードを被って背は高め、そして血のような赤い目をした女じゃなかったか?」
「どうしてそれを?!」

 シェリーの記憶の中の魔女をそっくりそのままを言い当てたジェラルドは、自分の胸元をはだけさせてシェリーに見せる。

「──っ! それって……」
「ああ、君も同じところにあるんじゃないか?」

 シェリーは自分の胸に手を当ててそっと頷いた。
 彼女がジェラルドの身体を見ると、肩から鎖骨にかけてシェリーと同じような禍々しい呪いのそれがあった。