《わたしの前の精霊たちは二百年ぐらい生きていたみたいね。わたしたち精霊は自然から離れれば離れるほど弱まっちゃうの。だから街にいる精霊は百年ほどで消えちゃうわ。王宮にはゆりかごがあるからまだマシね。それにわたしはトールの魔力を分けてもらっているから、まだまだ寿命はあるんだけどね!》
「ゆりかご? それ、もしかして……」
《エーレンフリートが持っていたペンダントよ。その中で眠ると力をあまり消耗しないのよ》
トールは初めてルシオラの存在を知った、九歳の誕生日のことを思い出していた。
あの時は九歳の誕生日ということで、特別に宝物庫に入る許可をもらったのだ。
ちなみに何故九歳なのかというと、初代国王であるエーレンフリートが旅に出た時の年齢にちなんで、ということだった。
そしてトールはエーレンフリートが使っていた防具と剣などの遺品や、討伐した魔物の魔石に、冒険で手に入れた貴重なアーティファクトを見学した。
その時見た遺品の中に、確かにペンダントがあったと記憶している。
「なるほど、そうだったんだ」
「ゆりかご? それ、もしかして……」
《エーレンフリートが持っていたペンダントよ。その中で眠ると力をあまり消耗しないのよ》
トールは初めてルシオラの存在を知った、九歳の誕生日のことを思い出していた。
あの時は九歳の誕生日ということで、特別に宝物庫に入る許可をもらったのだ。
ちなみに何故九歳なのかというと、初代国王であるエーレンフリートが旅に出た時の年齢にちなんで、ということだった。
そしてトールはエーレンフリートが使っていた防具と剣などの遺品や、討伐した魔物の魔石に、冒険で手に入れた貴重なアーティファクトを見学した。
その時見た遺品の中に、確かにペンダントがあったと記憶している。
「なるほど、そうだったんだ」



