《そうよ? ティニアはエーレンフリートが亡くなる時、一緒に命を消したの。だけどエーレンフリートの子孫を守らなきゃいけないから、持っていた精霊樹の実で次代の精霊を生み出したのよ》
「なっ……!?」
《一応、力や記憶は引き継いでいたけど、交代する度に弱くなっちゃったの。でも今は元気だよ!》
「…………」
トールはルシオラの話を聞きながら、頭の中で整理した。
どうやら精霊は精霊樹になる実から生み出されること、ルシオラはエーレンフリートと共にいた精霊、ティニアの力と記憶を引き継いだ五番目の精霊だということ──。
ルシオラと会話する時、今まではイメージで意思疎通していたが、「はい」や「いいえ」以外は抽象的な内容がほとんどだった。
しかし、こうして言葉にしてみると情報量が全く違ってくる。
「ルシオラが五番目ってことは、精霊にも寿命があるのかな?」
「なっ……!?」
《一応、力や記憶は引き継いでいたけど、交代する度に弱くなっちゃったの。でも今は元気だよ!》
「…………」
トールはルシオラの話を聞きながら、頭の中で整理した。
どうやら精霊は精霊樹になる実から生み出されること、ルシオラはエーレンフリートと共にいた精霊、ティニアの力と記憶を引き継いだ五番目の精霊だということ──。
ルシオラと会話する時、今まではイメージで意思疎通していたが、「はい」や「いいえ」以外は抽象的な内容がほとんどだった。
しかし、こうして言葉にしてみると情報量が全く違ってくる。
「ルシオラが五番目ってことは、精霊にも寿命があるのかな?」



