「感謝……?」
以前ティナが泊まった「踊る子牛亭」に、精霊がいたことは知っている。しかし、いくら考えても思い当たらない。ティナは宿にいた時の記憶を一生懸命思い出してみる。
『──ティナから精霊の匂いがするよー?』
「……あ」
記憶を遡っていたティナは、ふとアウルムから告げられた言葉を思い出す。
そしてうたた寝した時に見た夢の記憶も同時に思い出したのだ。
(もしかしてあの夢で見た光が、精霊さんだった……?)
そういえばアウルムはその後、精霊が元気になったと言っていた。もしかすると、そのことが<祝福>と関係があるのかもしれない。
《思い当たることがあったみたいね》
「はい、てっきり夢だと思っていたんですけど……」
どうして夢の内容を忘れてしまっていたのかティナにもわからないが、ずっと引っかかっていた疑問が解けてスッキリする。
《きっと”居眠り精霊”だわ。夢を覚えていないのはあの子だからよ》
《最近姿を見ていないわね》
《遊びに行ったきり帰って来ていないわね》
《そのうち帰って来るでしょ》
ティナは精霊たちの会話になるほど、納得した。
以前ティナが泊まった「踊る子牛亭」に、精霊がいたことは知っている。しかし、いくら考えても思い当たらない。ティナは宿にいた時の記憶を一生懸命思い出してみる。
『──ティナから精霊の匂いがするよー?』
「……あ」
記憶を遡っていたティナは、ふとアウルムから告げられた言葉を思い出す。
そしてうたた寝した時に見た夢の記憶も同時に思い出したのだ。
(もしかしてあの夢で見た光が、精霊さんだった……?)
そういえばアウルムはその後、精霊が元気になったと言っていた。もしかすると、そのことが<祝福>と関係があるのかもしれない。
《思い当たることがあったみたいね》
「はい、てっきり夢だと思っていたんですけど……」
どうして夢の内容を忘れてしまっていたのかティナにもわからないが、ずっと引っかかっていた疑問が解けてスッキリする。
《きっと”居眠り精霊”だわ。夢を覚えていないのはあの子だからよ》
《最近姿を見ていないわね》
《遊びに行ったきり帰って来ていないわね》
《そのうち帰って来るでしょ》
ティナは精霊たちの会話になるほど、納得した。



