そうして、ティナがベッドに横たわると、睡魔はすぐにやって来て、ティナを深い眠りへと誘った。

 ティナとアウルムが深い深い眠りについた頃──。
 どこからともなく、ふわふわと光るものが部屋の中に現れた。

 その光は興味深そうにティナとアウルムの周りを飛ぶと、飾られているレリーフの中へと入って行ったのだった。