ティナもアウルムも朝食を食べ終えたので、早々にテントを片付けることにする。必要最低限の使う物しか残していないので、短時間で撤収することが出来た。
「……ふう。次はどこに行こうかな」
荷物を全て魔法鞄に収納したティナは、地図を取り出しフラウエンロープまでの道のりを考えることにする。
今いる場所からフラウエンロープまではずいぶん離れている。徒歩だと二ヶ月以上かかるだろう。
「クロンクヴィストって広いなぁ……。乗合馬車を使った方が良いかも」
本当は徒歩でのんびりフラウエンロープを目指しても良かったが、ティナは早く王都ブライトクロイツから離れたかった。
地図を見てみると、この森を抜けたところにバルヒェットという街があった。ここから乗合馬車を乗り継いで行けば、フラウエンロープまで掛かる時間を短縮出来るかもしれない。
「アウルムは馬車に乗っても平気?」
『へいきだよー』
モルガンたちの馬車に乗っている時もアウルムは大人しかった。それにティナの言うことをよく理解し、聞いてくれるので、他の客に迷惑を掛けることも無いだろう。
「……ふう。次はどこに行こうかな」
荷物を全て魔法鞄に収納したティナは、地図を取り出しフラウエンロープまでの道のりを考えることにする。
今いる場所からフラウエンロープまではずいぶん離れている。徒歩だと二ヶ月以上かかるだろう。
「クロンクヴィストって広いなぁ……。乗合馬車を使った方が良いかも」
本当は徒歩でのんびりフラウエンロープを目指しても良かったが、ティナは早く王都ブライトクロイツから離れたかった。
地図を見てみると、この森を抜けたところにバルヒェットという街があった。ここから乗合馬車を乗り継いで行けば、フラウエンロープまで掛かる時間を短縮出来るかもしれない。
「アウルムは馬車に乗っても平気?」
『へいきだよー』
モルガンたちの馬車に乗っている時もアウルムは大人しかった。それにティナの言うことをよく理解し、聞いてくれるので、他の客に迷惑を掛けることも無いだろう。