「その選ばれた国がこれからどうなるかだな。きっと有難いラーシャルード神とやらが助けてくれるんだろうぜ」
「わははは! そりゃすげぇ! 俺も奇跡の御業を見てみてぇわ!」
セーデルルンド王国の噂話を聞き、ティナは思わず頭を抱えてしまう。
(あーっ! もうっ!! だからもしもの時のために対策しといてって言ったのに!)
ティナは全く危機感がない王国の面々の顔を思い出して悪態をつく。
結局彼らが大事だったのはティナの神聖力だけで、ティナの言葉など何一つ聞いていなかったのだ。
「……アウルム、部屋に戻ろうか」
「わふっ」
食堂を後にしたティナは、部屋に戻るや否やベッドに飛び込んだ。
セーデルルンド王国はラーシャルード教を国教としているため、王家と神殿も交流がある。
だからラーシャルード神を揶揄うような人間を見たことがないティナは、先ほど噂していた男たちの様子に驚き、何となくショックを受けたのだ。
(そういえば、クロンクヴィストはラーシャルード神を信仰していないんだっけ……)
「わははは! そりゃすげぇ! 俺も奇跡の御業を見てみてぇわ!」
セーデルルンド王国の噂話を聞き、ティナは思わず頭を抱えてしまう。
(あーっ! もうっ!! だからもしもの時のために対策しといてって言ったのに!)
ティナは全く危機感がない王国の面々の顔を思い出して悪態をつく。
結局彼らが大事だったのはティナの神聖力だけで、ティナの言葉など何一つ聞いていなかったのだ。
「……アウルム、部屋に戻ろうか」
「わふっ」
食堂を後にしたティナは、部屋に戻るや否やベッドに飛び込んだ。
セーデルルンド王国はラーシャルード教を国教としているため、王家と神殿も交流がある。
だからラーシャルード神を揶揄うような人間を見たことがないティナは、先ほど噂していた男たちの様子に驚き、何となくショックを受けたのだ。
(そういえば、クロンクヴィストはラーシャルード神を信仰していないんだっけ……)



