(──えっ?! 聖霊降臨祭が? どういうこと……?)
耳を澄ましたティナに更なる情報が入って来るが、その内容にティナは衝撃を受けた。
聖霊降臨祭は、セーデルルンド王国の王都を守る結界を維持するために毎年行われる重要な儀式だ。
魔物が発生する大森林が近くにあるセーデルルンド王国にとって結界は命綱となっている。
王都と王宮を守る結界があるから、その周辺の領地に兵力を注ぐことが出来ていた。
現在のセーデルルンド王国は結界に頼り切っており、もし結界がなければ兵力が足りず、魔物の氾濫が起きた時対処出来なくなるだろう。
それは以前から危惧されていた事案だったが、クリスティナ──<稀代の聖女>が存在することで安心していたのだろう、対策が後回しになっていたのだ。
「確か偽の聖女が本物を追い出したって? 今まで守って貰っといて酷いよなぁ」
「これからあの国は大変だな」
「まあ、自業自得だよな。あの国は聖女がいなけりゃ何の取り柄もないのによ」
「そうそう、今までだって随分と偉そうだったじゃないか。自分たちは選ばれた国の民だなんとかってさ!」
耳を澄ましたティナに更なる情報が入って来るが、その内容にティナは衝撃を受けた。
聖霊降臨祭は、セーデルルンド王国の王都を守る結界を維持するために毎年行われる重要な儀式だ。
魔物が発生する大森林が近くにあるセーデルルンド王国にとって結界は命綱となっている。
王都と王宮を守る結界があるから、その周辺の領地に兵力を注ぐことが出来ていた。
現在のセーデルルンド王国は結界に頼り切っており、もし結界がなければ兵力が足りず、魔物の氾濫が起きた時対処出来なくなるだろう。
それは以前から危惧されていた事案だったが、クリスティナ──<稀代の聖女>が存在することで安心していたのだろう、対策が後回しになっていたのだ。
「確か偽の聖女が本物を追い出したって? 今まで守って貰っといて酷いよなぁ」
「これからあの国は大変だな」
「まあ、自業自得だよな。あの国は聖女がいなけりゃ何の取り柄もないのによ」
「そうそう、今までだって随分と偉そうだったじゃないか。自分たちは選ばれた国の民だなんとかってさ!」



