「で、でも、それじゃあティナはずっと逃げないとダメなんじゃ……」
確かにティナは冒険が好きだ。だけどそれは、両親がずっとそばに居てくれるからだろう。
あてがない旅とは言い換えれば、拠り所も帰る場所もないと言うことだ。それはきっと、とても寂しいことだと、トールは思う。
「俺もリナもそれが心配でな。ティナが自由に生きて行けるために良い方法がないか考えている時、あるものの存在を知ったんだ」
「あるもの?」
「ああ、それは<月下草>だ。万能治療薬に使われる希少な植物なんだが……トールは知ってるか?」
「えーっと、確か育てることが出来なくて、どんどん数が減ってるんだよね?」
「そうだ。実はその<月下草>にはもう一つの効果があってな。それが<瘴気>の浄化に有効ってことなんだ」
「えっ?! 本当?!」
「本当だ。まあ、病気もある意味<瘴気>が多少なりとも関係しているからな。病気に効果があるなら<瘴気>にも効果があって当然なんだよ」
確かにティナは冒険が好きだ。だけどそれは、両親がずっとそばに居てくれるからだろう。
あてがない旅とは言い換えれば、拠り所も帰る場所もないと言うことだ。それはきっと、とても寂しいことだと、トールは思う。
「俺もリナもそれが心配でな。ティナが自由に生きて行けるために良い方法がないか考えている時、あるものの存在を知ったんだ」
「あるもの?」
「ああ、それは<月下草>だ。万能治療薬に使われる希少な植物なんだが……トールは知ってるか?」
「えーっと、確か育てることが出来なくて、どんどん数が減ってるんだよね?」
「そうだ。実はその<月下草>にはもう一つの効果があってな。それが<瘴気>の浄化に有効ってことなんだ」
「えっ?! 本当?!」
「本当だ。まあ、病気もある意味<瘴気>が多少なりとも関係しているからな。病気に効果があるなら<瘴気>にも効果があって当然なんだよ」



