初めて見る執務室の緊迫した雰囲気に驚いたフレードリクは、近くを通りかかった役人に何が起こったのか問いただす。
「俺がいない間、何があった?!」
「フ、フレードリク様っ?! あ、これはその、クヴェトン地方で瘴気溜まりが見付かり、浄化にあたっていたところに、ラサーク地方で新たな瘴気溜まりが発生したらしいのですが……浄化が上手く行っておらず、大神官様にお伺いをするところでして……っ!」
「何……?! どうしてこんなことに……? あっ……!」
フレードリクは疑問に思ったものの、その原因が自分であることに気がついた。
<稀代の聖女>であるクリスティナを追い出したから、浄化が追いついていないのだと。
しかしクリスティナがいなくなった途端、こんな大事になるとはフレードリクも全く予想できなかったのだ。
「フレードリクっ!! やっと来たかこの愚か者っ!! お前は自分が何をしでかしたのかわかっているのかっ!!!」
フレードリクに気がついた国王が、険しい表情で怒鳴りつける。温厚だった父親の初めて見る姿に、フレードリクが恐怖で竦み上がる。
「俺がいない間、何があった?!」
「フ、フレードリク様っ?! あ、これはその、クヴェトン地方で瘴気溜まりが見付かり、浄化にあたっていたところに、ラサーク地方で新たな瘴気溜まりが発生したらしいのですが……浄化が上手く行っておらず、大神官様にお伺いをするところでして……っ!」
「何……?! どうしてこんなことに……? あっ……!」
フレードリクは疑問に思ったものの、その原因が自分であることに気がついた。
<稀代の聖女>であるクリスティナを追い出したから、浄化が追いついていないのだと。
しかしクリスティナがいなくなった途端、こんな大事になるとはフレードリクも全く予想できなかったのだ。
「フレードリクっ!! やっと来たかこの愚か者っ!! お前は自分が何をしでかしたのかわかっているのかっ!!!」
フレードリクに気がついた国王が、険しい表情で怒鳴りつける。温厚だった父親の初めて見る姿に、フレードリクが恐怖で竦み上がる。



