トールと出会う前のティナにとって、アレクシスは兄のような存在で、友人だと思っていた。彼のことなら何でも知っていると思っていたのは、ティナの勘違いだったらしい。
「これ以上の追求は決闘の後にするとして、俺の条件飲んで貰えるよね?」
トールの言葉にティナははっと我に返る。トールの言う通り、アレクシスの地位のことより、今は決闘の方が重要なのだ。
アレクシスはトールをひと睨みすると、「わかった。受けて立とう」と言って純白の剣を鞘から引き抜いた。
対するトールも漆黒のツヴァイハンダーを構え、アレクシスと対峙する。
睨み合う二人の間に、ピリピリとした空気が流れる。まるで二人の周辺だけ空間が歪んでいるようだ。
「行くぞっ!!」
先手を打ったのはアレクシスで、爆発的な瞬発力でトールに接近し、純白の剣を振り上げた。
一瞬で懐に飛び込んで来たアレクシスの剣を、トールがツヴァイハンダーで受け止めると、”ガキィイイインッ!!”という硬質な音が森の中に響く。
トールはアレクシスの剣を弾き返すと、ツヴァイハンダーをくるりと持ち替えてリカッソを握り、槍のように素早い連続攻撃をアレクシスに加えていく。
「くっ……!!」
槍のような攻撃を繰り出したかと思うと、今度は持ち手を握り直してツヴァイハンダーを頭上から叩き込む。
トールは扱いが難しいといわれているツヴァイハンダーを、完璧に使いこなしていた。
「これ以上の追求は決闘の後にするとして、俺の条件飲んで貰えるよね?」
トールの言葉にティナははっと我に返る。トールの言う通り、アレクシスの地位のことより、今は決闘の方が重要なのだ。
アレクシスはトールをひと睨みすると、「わかった。受けて立とう」と言って純白の剣を鞘から引き抜いた。
対するトールも漆黒のツヴァイハンダーを構え、アレクシスと対峙する。
睨み合う二人の間に、ピリピリとした空気が流れる。まるで二人の周辺だけ空間が歪んでいるようだ。
「行くぞっ!!」
先手を打ったのはアレクシスで、爆発的な瞬発力でトールに接近し、純白の剣を振り上げた。
一瞬で懐に飛び込んで来たアレクシスの剣を、トールがツヴァイハンダーで受け止めると、”ガキィイイインッ!!”という硬質な音が森の中に響く。
トールはアレクシスの剣を弾き返すと、ツヴァイハンダーをくるりと持ち替えてリカッソを握り、槍のように素早い連続攻撃をアレクシスに加えていく。
「くっ……!!」
槍のような攻撃を繰り出したかと思うと、今度は持ち手を握り直してツヴァイハンダーを頭上から叩き込む。
トールは扱いが難しいといわれているツヴァイハンダーを、完璧に使いこなしていた。



