「……っ、いてて……」
クリスティナを抱いていた男が呻きながら身体を起こしている隙に、その首を切り裂こうと動いたアレクシスを、クリスティナが一喝する。
「アレクシスっ!! やめなさいっ!!」
久しぶりに聞いた、自分の名を呼ぶ最愛の人の声に、アレクシスの心は歓喜に震える。
しかしその喜びも一転、不敬な男を庇うクリスティナをアレクシスは不満に思う。
「クリスティナ様!! 何故そのような男と……っ!!」
「彼は私の友人です! それなのに突然魔法で攻撃するとはどういうつもりですかっ?!」
「友人……?! しかし、その男はどう見ても怪し過ぎます!」
先ほど感じた魔力の量も質も、異常なレベルだった。それに髪の毛で顔を隠し、正体がバレないようにしているのも怪しい。
「アレクシス卿、俺はトールと言います。怪しい風体なのは自覚していますが、俺はティナに危害を加えるつもりは全くありません」
アレクシスはトールと名乗った男がクリスティナの名を気安く呼んでいることに、クリスティナがその呼び方を許していることに激昂する。
「黙れっ!! クリスティナ様を気軽に呼ぶなっ!! この方はお前のような者が触れて良いお方ではないっ!! クリスティナ様から離れろっ!!」
再びアレクシスがトールに向かって剣を向けようとするが、その前にクリスティナがトールを庇うように阻む。
クリスティナを抱いていた男が呻きながら身体を起こしている隙に、その首を切り裂こうと動いたアレクシスを、クリスティナが一喝する。
「アレクシスっ!! やめなさいっ!!」
久しぶりに聞いた、自分の名を呼ぶ最愛の人の声に、アレクシスの心は歓喜に震える。
しかしその喜びも一転、不敬な男を庇うクリスティナをアレクシスは不満に思う。
「クリスティナ様!! 何故そのような男と……っ!!」
「彼は私の友人です! それなのに突然魔法で攻撃するとはどういうつもりですかっ?!」
「友人……?! しかし、その男はどう見ても怪し過ぎます!」
先ほど感じた魔力の量も質も、異常なレベルだった。それに髪の毛で顔を隠し、正体がバレないようにしているのも怪しい。
「アレクシス卿、俺はトールと言います。怪しい風体なのは自覚していますが、俺はティナに危害を加えるつもりは全くありません」
アレクシスはトールと名乗った男がクリスティナの名を気安く呼んでいることに、クリスティナがその呼び方を許していることに激昂する。
「黙れっ!! クリスティナ様を気軽に呼ぶなっ!! この方はお前のような者が触れて良いお方ではないっ!! クリスティナ様から離れろっ!!」
再びアレクシスがトールに向かって剣を向けようとするが、その前にクリスティナがトールを庇うように阻む。



