話を聞いたアレクシスは、未だ惚けた顔をして自分を見つめるアンネマリーの方へ向き直り、にっこりと笑顔を浮かべた。
「初めまして。私は聖女様付きの聖騎士で名をアレクシスと申します」
笑顔のアレクシスの破壊力は抜群で、アンネマリーはすっかり彼の虜になっていた。
アレクシスの柔らかい美声にうっとりしていたアンネマリーは、その言葉の意味を理解してハッとする。
「……え? 聖女付き……?」
「はい、そうですが……何か──」
「わ、私! 私聖女です……っ!! こ、これっ、証の腕輪です……っ!!」
アンネマリーはアレクシスに腕輪を見せた。ほんのりと光る腕輪は紛うことなき本物だ。
「……なるほど。これは本物で間違いありませんね。しかしこの腕輪は当代の聖女であるクリスティナ様のもの。それを何故貴女がお持ちなのでしょう?」
「クリスティナ様は聖女の資格がありません! 彼女は下町のゴロツキ達と不純な仲なのです! 汚らしい男たちと遊び呆けているのですよ!! そんな卑しい女が聖女だなんて間違っています!!」
アンネマリーは学院の生徒たちに言った内容と同じことをアレクシスにも聞かせた。その内容にアレクシスの端正な顔が歪む。
「初めまして。私は聖女様付きの聖騎士で名をアレクシスと申します」
笑顔のアレクシスの破壊力は抜群で、アンネマリーはすっかり彼の虜になっていた。
アレクシスの柔らかい美声にうっとりしていたアンネマリーは、その言葉の意味を理解してハッとする。
「……え? 聖女付き……?」
「はい、そうですが……何か──」
「わ、私! 私聖女です……っ!! こ、これっ、証の腕輪です……っ!!」
アンネマリーはアレクシスに腕輪を見せた。ほんのりと光る腕輪は紛うことなき本物だ。
「……なるほど。これは本物で間違いありませんね。しかしこの腕輪は当代の聖女であるクリスティナ様のもの。それを何故貴女がお持ちなのでしょう?」
「クリスティナ様は聖女の資格がありません! 彼女は下町のゴロツキ達と不純な仲なのです! 汚らしい男たちと遊び呆けているのですよ!! そんな卑しい女が聖女だなんて間違っています!!」
アンネマリーは学院の生徒たちに言った内容と同じことをアレクシスにも聞かせた。その内容にアレクシスの端正な顔が歪む。



