怒りに我を忘れたオスカリウスを諌めることが出来るほどの、胆力を持つこの人物は一体誰なのかと思い顔を見てみれば、そこには眩いほど顔が整った青年がいた。
(……やだ、すごく格好良い……っ!! この人は一体……? 聖騎士、よね?)
そこで転がっている王子より遥かに見目が良い聖騎士に、アンネマリーは一瞬で恋に落ちた。命の恩人という吊り橋効果もあったかもしれない。しかし目の前の美しい聖騎士はアンネマリーの好みドンピシャだったのだ。
アンネマリーがアレクシスに見惚れる中、アレクシスはオスカリウスから事の顛末を聞かされていた。
──曰く。
フレードリクが一方的にクリスティナとの婚約を破棄したこと。
勝手にクリスティナから聖女の称号を剥奪し、しかも聖女の腕輪まで取り上げたこと。
身分不相応なアンネマリーを聖女だと祭り上げ、腕輪を渡したこと。
そして極めつけは、クリスティナを偽物の聖女だと糾弾し、学院から追い出したこと──。
オスカリウスから簡単に説明されただけでも、その内容がひどいことがアレクシスに理解できた。
(……やだ、すごく格好良い……っ!! この人は一体……? 聖騎士、よね?)
そこで転がっている王子より遥かに見目が良い聖騎士に、アンネマリーは一瞬で恋に落ちた。命の恩人という吊り橋効果もあったかもしれない。しかし目の前の美しい聖騎士はアンネマリーの好みドンピシャだったのだ。
アンネマリーがアレクシスに見惚れる中、アレクシスはオスカリウスから事の顛末を聞かされていた。
──曰く。
フレードリクが一方的にクリスティナとの婚約を破棄したこと。
勝手にクリスティナから聖女の称号を剥奪し、しかも聖女の腕輪まで取り上げたこと。
身分不相応なアンネマリーを聖女だと祭り上げ、腕輪を渡したこと。
そして極めつけは、クリスティナを偽物の聖女だと糾弾し、学院から追い出したこと──。
オスカリウスから簡単に説明されただけでも、その内容がひどいことがアレクシスに理解できた。



