国王からクリスティナをバカ王子の婚約者に、と打診を受けた時も大概だったが、あの時はバカ王子がクリスティナに惚れ込み、どうしてもと懇願するから渋々許可を出したのだ。それがクリスティナの幸せになるのなら、と。
正直、クリスティナが嫌がればすぐ婚約は解消させるつもりだったのだ。
しかしオスカリウスの予想に反して、クリスティナは婚約にも王妃教育にも文句を言わず、真剣に取り組み、飛躍的な成長を遂げていった。
そしてクリスティナは聖女の役目に対しても同じように取り組んだ。瘴気浄化の巡業にも協力的で、最近ではかなり瘴気が減り、王国にもようやく平穏が訪れると誰もが思っていたのだ。
オスカリウスは、クリスティナがじゃじゃ馬から淑女へと変貌していく様子に、彼女もまたこの婚約に乗り気なのだと思っていた。
──それなのに、このバカ王子はクリスティナからアンネマリーという少女に乗り換え、断罪したという。
「〜〜〜〜っ、こぉんの馬鹿もんがぁーーーーーーーーーーっ!!!!!」
「っ!? ひ、ひぃっ!!!」
「きゃあっ!!」
とうとうオスカリウスの怒りが爆発した。寧ろよく今まで堪えてきたな、と神官たちが思うほどに、オスカリウスは我慢していたのだ。
大神殿の大神官であるオスカリウスも、クリスティナほどでなくても強大な魔力を持っている。
そんなオスカリウスがブチギレ、膨大な魔力と威圧が溢れ出し、その全てがフレードリクとアンネマリーに向けられたのだ。
正直、クリスティナが嫌がればすぐ婚約は解消させるつもりだったのだ。
しかしオスカリウスの予想に反して、クリスティナは婚約にも王妃教育にも文句を言わず、真剣に取り組み、飛躍的な成長を遂げていった。
そしてクリスティナは聖女の役目に対しても同じように取り組んだ。瘴気浄化の巡業にも協力的で、最近ではかなり瘴気が減り、王国にもようやく平穏が訪れると誰もが思っていたのだ。
オスカリウスは、クリスティナがじゃじゃ馬から淑女へと変貌していく様子に、彼女もまたこの婚約に乗り気なのだと思っていた。
──それなのに、このバカ王子はクリスティナからアンネマリーという少女に乗り換え、断罪したという。
「〜〜〜〜っ、こぉんの馬鹿もんがぁーーーーーーーーーーっ!!!!!」
「っ!? ひ、ひぃっ!!!」
「きゃあっ!!」
とうとうオスカリウスの怒りが爆発した。寧ろよく今まで堪えてきたな、と神官たちが思うほどに、オスカリウスは我慢していたのだ。
大神殿の大神官であるオスカリウスも、クリスティナほどでなくても強大な魔力を持っている。
そんなオスカリウスがブチギレ、膨大な魔力と威圧が溢れ出し、その全てがフレードリクとアンネマリーに向けられたのだ。



