(くそっ!! 寄りにも寄ってアレクシスが不在の時に……!)
クリスティナの専属騎士であったアレクシスは、長年クリスティナに付き従っていたこともあり、彼女の行動パターンを熟知していた。
彼が不在でなかったら、クリスティナを早々に見つけることが出来たかもしれない。
「ようやく落ち着いたと思ったら……。まったく、困った娘だ」
学院に通うようになり、更に王子と婚約が決まってから、クリスティナは随分大人しくなった。
オスカリウスがようやくクリスティナも聖女の自覚を持ったか、と安心したところにこの騒ぎだ。
代々の聖女とは異なり、好奇心が旺盛でお転婆のクリスティナに散々振り回されてきたのが、大神官であるオスカリウスであった。
「……あの、大神官様。王宮より面会の申し入れが参りましたが、如何致しましょう……?」
オスカリウスが不機嫌なのを察した神官が、恐る恐る尋ねてくる。しかし敢えて尋ねてきたということは、それだけ高位の人物が面会を求めているのだろう。
「それは誰だ?」
「はい、フレードリク殿下です。どうやらお連れ様がいらっしゃるようでして……」
クリスティナが戻らないタイミングで、フレードリクが面会を求めてきたことに、オスカリウスは今のこの状況と何か関係があるのかと考える。
クリスティナの専属騎士であったアレクシスは、長年クリスティナに付き従っていたこともあり、彼女の行動パターンを熟知していた。
彼が不在でなかったら、クリスティナを早々に見つけることが出来たかもしれない。
「ようやく落ち着いたと思ったら……。まったく、困った娘だ」
学院に通うようになり、更に王子と婚約が決まってから、クリスティナは随分大人しくなった。
オスカリウスがようやくクリスティナも聖女の自覚を持ったか、と安心したところにこの騒ぎだ。
代々の聖女とは異なり、好奇心が旺盛でお転婆のクリスティナに散々振り回されてきたのが、大神官であるオスカリウスであった。
「……あの、大神官様。王宮より面会の申し入れが参りましたが、如何致しましょう……?」
オスカリウスが不機嫌なのを察した神官が、恐る恐る尋ねてくる。しかし敢えて尋ねてきたということは、それだけ高位の人物が面会を求めているのだろう。
「それは誰だ?」
「はい、フレードリク殿下です。どうやらお連れ様がいらっしゃるようでして……」
クリスティナが戻らないタイミングで、フレードリクが面会を求めてきたことに、オスカリウスは今のこの状況と何か関係があるのかと考える。



