星みたいな恋をしよう

その後、アーサーとサラはアクセサリーショップや本屋などで買い物をし、プラネタリウムへと入って行く。もちろん、絆とオスカルも中へと入った。

「絆は、プラネタリウムに行ったりするの?」

「光里姉とたまに一緒に行っていました。なので、久しぶりです」

本物の星を眺めるのも好きだが、解説と共に真昼に作り出された夜空を眺めるのも絆は好きだ。望遠鏡をプレゼントされる前までは、光里に連れて来てもらった。

「星、楽しみです」

絆がそう言いながら微笑むと、オスカルの頰が赤く染まる。そして、繋いでいる手に優しく力が込められた。

「俺も、星を見るのが楽しみだよ」

オスカルは、耳まで赤く染めながら微笑んでいた。それに気付いた絆は、何も言えなくなってしまう。

「は、早く座りましょう!」

数秒の時間をかけ、絆が言えたのはその一言だった。絆とオスカルがアーサーたちと少し離れた座席に座ると同時に、室内がゆっくりと暗くなっていく。そして、天井に星が一つ二つと姿を見せていった。