星みたいな恋をしよう

二人がやって来たのは、最近できたばかりの大型ショッピングモールだった。有名ブランドがいくつも並び、ショッピングモールの中にプラネタリウムや水族館まであると話題になっていた。

「これなんかどう?」

「え〜?派手すぎないかな?」

二人はまずモールに入ってすぐ近くにある服屋へと入った。男性物が多く並んでいるお店だ。絆も、オスカルの買い物に付き合っているフリをして中へと入る。

「絆!こっちとこっち、どっちがいいと思う?」

オスカルが絆の前に、ストライプの入ったオレンジのメキシカンシャツと、総柄開襟半袖シャツを出す。

「えっ、あたしが選ぶんですか?」

「恋人にコーディネートしてもらうの、夢だったから」

戸惑う絆生の前で、オスカルは「恋人」という単語をやけに強調して言う。いつもの絆ならば、「服くらい自分で選んでください」と言っているだろう。しかし、今日は設定が設定なので逃げられない。

「じゃあ……そっちのメキシカンシャツ、ですかね?」