ドクドクと心臓の鼓動が速くなっていく。つい五分ほど前まで幸せで満たされていた心は、一瞬はして恐怖で染まっていた。
「何、これ……」
廊下に物が散乱していた。光里は散らかっていることが嫌いな性格のため、こんなに散らかすことはない。恐怖から、絆の手が震えていく。
「光里姉……?」
ゆっくりと絆は進み、ドアを開ける。そしてそのドアの向こうに見えた景色は、絆が望んでいなかった光景だった。
「光里姉!!」
廊下のように物が散乱し、酷く争い合ったとわかるリビングの床に、光里は倒れていた。その体からは血が流れている。
「光里姉、しっかりして!!救急車!!」
絆は光里に駆け寄り、その体に触れる。まだ温かい。だが、その手首からはもう脈は感じ取れなかった。
「嫌……嫌……嫌……」
目の前がぼやけていく。救急車を呼びながら、絆は必死で光里の胸骨圧迫を行った。力が入り過ぎているのか、手が痛い。一人で何分も胸骨圧迫をするのは腕が疲れ、痺れていく。だが、諦めることはできなかった。
「何、これ……」
廊下に物が散乱していた。光里は散らかっていることが嫌いな性格のため、こんなに散らかすことはない。恐怖から、絆の手が震えていく。
「光里姉……?」
ゆっくりと絆は進み、ドアを開ける。そしてそのドアの向こうに見えた景色は、絆が望んでいなかった光景だった。
「光里姉!!」
廊下のように物が散乱し、酷く争い合ったとわかるリビングの床に、光里は倒れていた。その体からは血が流れている。
「光里姉、しっかりして!!救急車!!」
絆は光里に駆け寄り、その体に触れる。まだ温かい。だが、その手首からはもう脈は感じ取れなかった。
「嫌……嫌……嫌……」
目の前がぼやけていく。救急車を呼びながら、絆は必死で光里の胸骨圧迫を行った。力が入り過ぎているのか、手が痛い。一人で何分も胸骨圧迫をするのは腕が疲れ、痺れていく。だが、諦めることはできなかった。


