星みたいな恋をしよう

「アーサー教授が早く事件を解決したいと思っているように、あたしも光里姉の全てを奪った犯人を見つけたいんです」

絆はオスカルを見つめる。オスカルは真剣な顔をしていた。

「絆……」

オスカルが何かを言おうとした刹那、彼の胸ポケットに入れられているスマホに電話がかかる。オスカルは「ごめん」と言った後、スマホを手に外へ出て行った。

数分間、オスカルは戻って来なかった。その間にコース料理の前菜やスープなどが運ばれていく。絆はそれらに手をつけることはなくオスカルを待っていた。

「絆!」

さらに数分後、オスカルが顔を真っ青にしながら走って来る。絆の中に嫌な予感が生まれた。

「何かあったんですか?」

絆の嫌な予感は的中することになる。



事件現場となったマンションの前には黄色の規制線が張られ、多くの警察官が行き来し、野次馬が集まっている。絆とオスカルは野次馬を掻き分け、現場へと入った。

「オスカル!絆!」

「オスカルさん!絆さん!」