エリートSPはようやく見つけたママと娘をとろ甘溺愛で離さない

 何気ない日常の会話。

 そんな些細なことに幸せを覚えながら、和臣は和を連れて、お風呂場へ行き、梓はキッチンに入って、最後の仕上げをすることにする。

 テーブルにはもう綺麗なセッティングが整っていた。

 真ん中には和が好きなピンクのガーベラを飾って、テーブルクロスもピンクのギンガムチェック。

 お皿やグラスも特別な日に使うものを出してきた。

 普段、プラスティック食器の和も、今日でひとつ大きくなるのだ。

 少し背伸びして、大人と同じ食器で用意した。

 梓が食品庫へワインを取りに向かったとき、浴室から声が聞こえてきた。

 ぱしゃぱしゃとお湯が跳ねる音も。

「えーいっ!」

「わっ! 水鉄砲、上手くなったなぁ!」

 どうやら手を使って水を飛び出させる水鉄砲をして、二人で遊んでいるようだ。

 梓は微笑ましさに、くすっと笑ってしまった。